本 11 [中和する割合を示すグラフ]
濃度の異なる水酸化ナトリウム水溶液 A· B と,
うすい塩酸Cがある。さまざまな体積の水酸化ナ
トリウム水溶液 A・Bと,これを中性にするのに必
要なうすい塩酸Cの体積との関係を右のグラフに
表した。 次の各問いに答えなさい。
(1) 水溶液A およびB各10cmåに,うすい塩酸C
を加えていったときの水酸化物イオンの数の変化
をそれぞれグラフにかき込め。 ただし, はじめ
の水溶液A10cmに含まれていた水酸化物イオン
の数を100 として, それぞれのグラフが A B ど
ちらを表すのか, はっきりわかるように示せ。
(2) 水溶液A10cm²にうすい塩酸Cを加えて中性
にしようと実験していたところ, 誤って加えすぎてしまった。 しかし,水溶
液Aがもう残っていなかったので, 水溶液B を加えていったところ, 6.0cm3
加えたところで中性になった。 はじめに加えてしまった, うすい塩酸Cの
体積を求めよ。
(東京・筑波大附駒場高)
(cm³)]
20
体
積
10
水酸化物イオンの数
0
水 100
10
20 [cm³]
水酸化ナトリウム水溶液の体積
80
60
40
(
20
IA
B
0 2 4 6 8 10
うすい塩酸の体積 [cm²]