3 空気中の水蒸気について調べるため, 次の実験を行った。 後の問いに答えなさい。
【実験】室温が22.0℃の理科室で, 図のような金属製のコップにくみ置きの水を入れ, 氷の入った試験管により徐々に水温を
下げていった。しばらくすると, 温度計が16.0℃を示したときにコップの表面がくもり始めた。表は, 気温と飽和水蒸気量
の関係を示している。
3
図
温計
(1)空気に含まれる水蒸気が水滴に変わり始める温度を何というか。
(2)金属製のコップを用いたのは, 金属のどのような性質を利用するためか。
簡単にかけ。
(3)この実験を行ったときの, 理科室内の湿度は何%になるか。四捨五入して
氷の入った試験管
金製のコップ
整数で答えなさい。
表
気温(°C) |飽和水蒸気量(g/m°)
(4)除湿器は空気中の水蒸気を除去する機器で, 除去した水蒸気を水に変化させタンクに
ためる仕組みになっている。除湿器を用いて, 気温 22.0℃, 湿度 85.0%の空気の湿度を,
下げたところ, 1552g の水が除湿器のタンクにたまっていた。このとき, この部屋の湿度は
85.0%から何%に下がったと考えられるか。ただし,この部屋の容積は 200mとし, 部屋の
空気の水蒸気の量は均一で, 除湿を行う前後で室温は変化せず, 水滴になった水は全て
タンクにたまったものとする。
16
13.6
18
15.4
20
17.3
22
19.4
24
21.8