20 -数学
10 式の計算 ③ 利用 ②
ちょうや
発也さんは連続する3つの偶数について,最も小さい偶数と,最も大きい偶数を5倍した数の和から,真
ん中の偶数の2倍をひいた数がどのような数になるか調べています。
調べたこと
2,4, 6のとき, 2+ 6×5-4×2=24=8×3
4.68のとき, 4+ 8×5-6x2=32=8×4
6, 8, 10 のとき, 6 +10×5-8×2=40=8×5
調べたことから,次のように予想しました。
全て8の倍数になっている。
予想
連続する3つの偶数において, 最も小さい偶数と最も大きい偶数を5倍した数の和から、真ん中の
偶数の2倍をひいた数は,8の倍数になる。
(1) 連続する3つの偶数が10, 12 14 のときと 20 22 24 のときにおいて, それぞれ予想が成り立つかどう
かを確かめなさい。
10, 12, 14 のとき,
20 22 24 のとき,
予想がいつでも成り立つことを次の証明のように証明しました。
証明
連続する3つの偶数は, 整数mを用いると, 最も小さい偶数は2m, 真ん中の偶数は2m+2, 最も大
きい偶数は2m+4と表される。
最も小さい偶数と, 最も大きい偶数を5倍した数の和から,真ん中の偶数の2倍をひいた数は,
2m+5(2m+4)-2(2m+2)=2m+10m+20-4m-4
=8m+16
=8(m+2)
+2は整数だから, 8(m+2)は8の倍数である。
したがって、連続する3つの偶数において, 最も小さい偶数と,最も大きい偶数を5倍した数の和から,
真ん中の偶数の2倍をひいた数は,8の倍数になる。
(2)
のこよ
(3)