今回は、『漢書』 地理志のみをあつかいましたが、 学校の教科書に載っている史料につ
いて学習しておくことが必要です。 大学受験に必要な史料をまとめて学習したい人は、
「日本史史料一問一答 【完全版】 2nd edition』 (東進ブックス) などを活用してください。
記の設問
(1)『漢書』地理志
(2) イ
(3)工
2 弥生・古墳時代の日本
来献
中から選
た地域と
しなさい。
(中央大学 )
問 Aさんは「文字使用の開始」について調べ、授業で発表することになっ
た。その発表要旨を読み、下の問いに答えよ。
Aさんの発表要旨
日本列島において、外交以外の場面で文字が使用されるようになるの
は、確実には5世紀まで下る。 それ以前についても、漢字らしきものの書
かれた土器などが発見されているが、それが文字であるか記号であるかに
関しては、見解が分かれている。
むりて
ちょうあん
せ
問 Aさんは下線部の説明にあたって、 「无利弓」 が保持したと考えられ
る、次の江田船山古墳出土鉄刀の銘文 (史料) を取り上げた。 そして、 人
名表記の仕方に注目し、渡来人と考えられる「張安」 のみ、 姓 (張) +個
人名(安)となっており、ほかの倭人とは表記方法が違うことを発表し
た。この史料に関して述べた下の文XYについて、その正誤の組合せ
として正しいものを、下の①~④のうちから一つ選べ。
いるかもし
できます。
史料 (下線を付した箇所は人名)
す。
イが正解
てんそう
ほうじ
天の下治らしめしし獲口口口鹵 (注1) 大王の世、 典曹に奉事せ人 (注2) 名
は利弖。 八月中、 大鉄釜を用い、四尺の延刀を幷わす (注3)。 (中略) 刀を
作る者、名は伊太和, 書する者は張安也
わかたける
(注1)口口口鹵稲荷山古墳出土鉄剣銘の 「獲加多支鹵」 と同一人物とされる。
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