11. 大輪の半径と小輪の半径の比が2:1の輪軸、滑車、 2本のひも、ばねばかりおよび石を使って、
右の図のような装置をつくり、はかりBに乗った人がばねばかりをゆ
っくり真下に引いた。 このとき2台のはかりおよびばねばかりが示す
値を調べて下の表に示す結果を得た。 2本のひもとばねばかりの重さ、
輪軸や滑車にはたらく摩擦は考えないものとして、次の問いに答えよ。
ひもa
60
80
ばねばかりの示す値 [N] 0 20 40
はかりAの示す値 [N] 200 160 120 80 40
はかりBの示す値 [N] 500 480 460 440 420
石
はかりA
ばねばかり
N
滑車
65 N
ひもb
(1) はかり Aの示す値が 120 Nのとき、 ひもaが石を引く力は何Nか。
(2) はかり Aの示す値がONになってから、 さらにばねばかりをゆっ
SON
くり引き、石を0.3m引き上げた。 この間に石がされた仕事の大きさは何Jか。
(3) また、この間に、 手がばねばかりを引いた距離は何mか。
(4) 輪軸を、大輪の半径と小輪の半径との比が4:1のものに取りかえて、他の条件は変えずに同じ
ようにばねばかりを引いていくと、はかりAの示す値が 80 Nのとき、はかりBの示す値は何Nに
なると考えられるか。
はかりB