Ⅱ マツバボタンの遺伝子の組み合わせを特定するために,次のような調査と実験を行った。 ただし、
マツバボタンの花の色は, メンデルが実験を通して見いだした遺伝の規則性に従うものとする。
〔調査] 図3のように, マツバボタンには, 赤色 図 3
図 4
の花を咲かせる個体と白色の花を咲かせる個体が
あり、花の色は、対になる1つの遺伝子の組み
合わせで決まる。 対になっている遺伝子Rは,
図4のように、 分かれて別々の生殖細胞に入る。
〔実験 2 〕
(R
RR
R
赤色の花
白色の花
分裂する
細胞
生殖細胞
① 図5のように, 赤色の花Xに赤色の花の純系Y
を交配してできた子は、すべて赤色の花であった。
図5
親
Rr
RR
赤色の花X
赤色の花の純系Y
(2
図5の
このように、子の代の赤色の花の
1つと、白色の花の純系を交配させた。 その結果,
孫の代では, 赤色の花Zと白色の花が現れた。
Br
子
赤色の花
子の代の
赤色の花の1つ
白色の花
の純系
赤色の花 Z
白色の花
うに当てはまる語句の組み合わせとして
~
(1) 調査の線部について説明した次の文の あ
最も適切なものを、下のア~エから1つ選び、記号を書きなさい。
すべての生物は, あをもっている。 あは
いう物質である。
いの中に存在し、その本体はう
と
あ遺伝子 い染色体 5 DNA
あ染色体 い 遺伝子
5 DNA
あ遺伝子 いDNA う 染色体 エ あ染色体 いDNA う 遺伝子
(2) マツバボタンの花の赤色と白色のように,たがいに対をなす形質を何というか、漢字4字で書きなさい。
ウ
(3) 図4のように, 生殖細胞をつくる細胞分裂を何というか書きなさい。
(4) 図5から、マツバボタンの遺伝子の組み合わせを考えた。
マツバボタンの花の色を決める遺伝子を、赤色はR, 白色はr で表すとき,Xの遺伝子の組み
合わせを書きなさい。
iZがもっている遺伝子Rが, Yから受けつがれている割合は何%か、整数で書きなさい。