-
XX エンドウの種子の遺伝について調べるために、仮説を立て,実験I,IIを行った。あとの問いに答え
なさい。
【仮説】丸形の種子をつくる純系のエンドウと、しわ形の種子をつくる純系のエンドウを親として交
配し、できた子の代の種子から育てたエンドウを自家受粉させると,子の代でも孫の代でも、丸形
の種子としわ形の種子が同数ずつできるだろう。
【実験Ⅰ】 丸形の種子をつくる純系のエンドウの花粉を、しわ形の種子を
つくる純系のエンドウに受粉させたところ、図のように、できた種子
(子の代) はすべて丸形になった。
【実験ⅡI】実験Ⅰでできた子の代の種子をすべてまいて育て, 自家受粉さ
せたところ、孫の代では、図のように丸形としわ形の種子ができたが,
丸形としわ形の数にはちがいがあった。
丸形
(純系)
しわ形
(純系)
丸形
丸形
しわ形
1 実験Iの下線部の丸形のような、対立形質のそれぞれについての純系どうしを交配したとき子に現
れる形質を何というか, 書きなさい。
X
AA
| (自家受粉)
次の考察が正しくなるように、次の文の[ に当てはまる比を、下のア~エから1つ選び、その
符号を書きなさい。
【考察】実験Ⅰ,II から、仮説は正しくなかった。 子の代では丸形の種子だけができ,孫の代では
丸形としわ形の種子の数の比が, 丸形:しわ形= ■になることがわかった。
ア 1:2
イ 2:1
ウ 1:3
I 3:1
Y
3 種子の形を決める遺伝子を, 丸形は A, しわ形はaと表すことにすると、親のもつ遺伝子の組み合
わせは,丸形の純系が AA, しわ形の純系がとなる。 次の問いに答えなさい。
(1) しわ形の種子をつくる純系の親の卵細胞の遺伝子と、子の代のエンドウのからだをつくる細胞の
中の遺伝子は、 A やaを用いてそれぞれどのように表せるか、書きなさい。
(2) 孫の代の種子の中からある2つの種子を選び, 種子Xと種子Yとした。 種子Xと種子Yをまいて
育て、一方の花粉をもう一方に受粉させたところ、できた種子(ひ孫の代) は, 丸形としわ形が同数
ずつあった。 種子 Xと種子Yの遺伝子の組み合わせとして考えられるものとして最も適切なものを
次のア~カから1つ選び、その符号を書きなさい。
ア 両方ともAA
ウ 両方ともAa
オ 両方ともaa
イ一方がAAで,もう一方が Aa
エ一方がAAで,もう一方がaa
カ 一方がAaで,もう一方がaa