17 次の実験について,あとの問いに答えなさい。 なお,表は,水表(表中の数値の単位はg)
温度
物質
100g に溶ける物質の最大の質量と温度との関係をまとめたものである。
また、表中の物質 a~d のいずれか1つはミョウバンである。 〈愛媛〉
実験 1 20℃の水10gとミョウバン3.0gを試験管に入れてよく振ったと
ころ, 一部が溶け残った。 この試験管を加熱して温度を60℃まで上げ
ると, ミョウバンはすべて溶けた。 次に、この試験管を冷却すると,
ミョウバンの結晶が出てきた。 ただし, 水の蒸発はないものとする。
実験2 40℃の水100g に硝酸カリウムを溶けるだけ溶かして飽和水溶液をつくり、この飽和水溶液をゆっくり
加熱して,10gの水を蒸発させた。 加熱をやめ、温度を20℃まで下げると、硝酸カリウムの結晶が出てきた。
(1) ミョウバンは表のどの物質か。 最も適当なものを, 表のa~dから1つ選びなさい。
(2)実験1で,温度を60℃から結晶が出始めるまで下げていくとき, ア
時間と水溶液の質量パーセント濃度との関係を表すグラフはどれか。
Am
最も適当なものを、 右のア〜エから1つ選びなさい。
(3) 実験2で40℃の硝酸カリウム飽和水溶液の質量パーセント濃度
は何%か。 四捨五入して整数で求めなさい。
%
(4) 実験2で出てきた硝酸カリウムの結晶はおよそ何gか。 最も適当
なものを,次のア~エから1つ選びなさい。
ア 26g イ 32g ウ 35g エ58g
8
濃度
38
38 38 39 40
6
11 24
57 321
179 204 238 287 362
d
3
5 9 15 24
硝酸カリウム 13 32 64 109 169
310
濃度
a
b
時間
0°C 20°C 40°C 60°C 80°C
t
濃
度
SLOVE
I
濃度
時間
t
時間
時間
t;ミョウバンの結晶が出始める直前の時間
t