12 うすい塩酸に石灰石を加えたとき, 石灰石の質量と
発生する気体の質量との関係を調べるために,次の
~皿の手順で実験を行った。 この実験に関して,あとの
(1)~(4) の問いに答えなさい。
図1のように、うすい塩酸
15.0cm²を入れたビーカーを
電子てんびんにのせ, ビーカー
全体の質量を測定したところ,
74.00gであった。
Ⅱ 図2のように、このビーカー
に、石灰石 0.50gを加えたと
ころ、気体が発生した。 気体
の発生が終わってから, 図3
のように反応後のビーカー全体の
質量を測定したところ, 74.28g
であった。
このビーカーに,さらに石灰石
0.50gを加え, 反応が終わったこ
と,または、反応がないことを確
認してから, ビーカー全体の質量
を測定する操作を行った。 この操
作を加えた石灰石の質量の合計
が3.00gになるまでくり返し行っ
た。下の表は, この実験の結果を
まとめたものである。
加えた石灰石の
質量の合計 [g]
反応後のビーカー
全体の質量 [g]
(2) Ⅱ,Ⅲについて,表をも
とにして, 加えた石灰石の
質量の合計と,発生した気
体の質量の合計との関係を
表すグラフを右にかきなさ
い。
(3) Ⅲについて, 加えた石灰
0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00
石の質量の合計が3.00gの
74.28 74.56 74.84 75.12 75.62 76.12
発生した気体の質量の合計
図 1
(1) Ⅲについて, 発生した気体の質量は何gか。 求めなさい。
発 1.50
1.00
ビーカー
図3
20.50
74.0080
電子てんびん
図2
石灰石
|薬包紙
74.28g
80
0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 3.0
加えた石灰石の質量の合計[g]
とき 石灰石の一部が反応せずに残っていた。 残った石
灰石を完全に反応させるためには,同じ濃度のうすい塩
酸がさらに何cm² 必要か。 求めなさい。
(4) この実験で用いたものと同じ濃度のうすい塩酸
775.0cm , 石灰石 12.00gを加えて反応させると,発生
する気体の質量は何gになるか。 求めなさい。
<新潟県 >