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図2に示す曲線は、気温に対する飽和水蒸気量を表している。
(1) たろうさんは、寒い日の朝、自分の部屋の窓ガ
ラスに水滴がついていたことに興味を持ち、別の
日に次の観察を行った。
はじめに, 窓ガラスに水滴がついていない
ことを確認してから, 室温、湿度,外気温を
測定するとともに、部屋の空気量を計算した。
2は,その結果をまとめたものである。 そ
の後, 加湿器で部屋の湿度を上げていくと,
やがて窓ガラスに水滴がつきはじめた。 観察
の間, 外気温は変化しなかった。
表2
室温
(°C)
[17.6
温度
(%)
20
外気温
(°C)
5.4
【①の数値】
【②3の語句】
部屋の空気量
(m³)
30
2mSIF 24.0830 AIM I
ア 420
(g/m³)
a
水蒸気量
① 表2の測定を行ったときの, 部屋の空気1m² に含まれる水蒸気の量として最も適切なものを、次の
ア~エから1つ選んで, その符号を書きなさい。
ア 0.50g
イ
3.0g
ウ 15.0g
エ 450g
2② たろうさんは, 窓ガラス付近の部屋の空気が外気温と同じ温度まで冷やされ, 窓ガラスに水滴がつい
たと考えた。この観察で窓ガラスに水滴がつきはじめるまでに、部屋全体の空気に加わった水蒸気の量
1m² 12g
として最も適切なものを、次のア~エから1つ選んで、その符号を書きなさい。
図3 30m² 8
210g
120g
イ 7.0g
7 4.0 g
ウ
RS!
(2) たろうさんは、水蒸気について調べていくうち、図3のように雲の底面
が同じ高さにそろっていることに興味を持ち, 雲のでき方について調べ,
レポートにまとめた。
1日目
15
<課題>
・地表の空気の温度と湿度から, その空気が上昇したときの雲ができる高さを求める。
<調査結果 >
・空気が上昇するとき, その温度は100mにつき, 1.0℃下がる。
・空気の温度が露点に達した高さで, 空気中の水蒸気が水滴になり, 雲ができる。
私の住む町の気温と湿度の3日間の記録を表3にまとめた。
<考察>
表3
10
空気が上昇するとき, 空気1m²に含まれる水蒸気量
(1) m
は変化しないと考えると, 1日目の空気は,
上昇した高さで雲ができる。 また, 3日間の空気のう
3 が
ち,雲ができる高さは ② が最も高く,
最も低いと考えられる。
5
0530 10 15 20
気温
(°C)
690
b 2日目
1日目
2日目
3日目
1 に入る数値として最も適切なものを,次のア~エから1つ選んで, その符号を書き
レポートの
なさい。 また ②
③に入る語句として適切なものを,次のa~c からそれぞれ1つ選んで、そ
の符号を書きなさい。
1060
C 13日目
ウ
気温〔°C〕 | [%]
15.2
65
エ
12.4
11.0
45
1300
70
15
x0.2
0.61