226.4-2.0=224.4g
4 反応する物質の割合
うすい塩酸20cmを入れた三角フラスコに, 0.2gの亜鉛を入れ
て、発生した気体の体積をはかった。 次に, うすい塩酸の体積は
変えずに、亜鉛の質量を0.4g, 0.6g, 0.8g, 1.0g, 1.2gにして,
それぞれ同じ実験を行った。 右の図は,その結果をもとに, 亜鉛の
質量と発生した気体の体積との関係を表したものである。 これにつ
いて,次の問いに答えなさい。
□(1) この実験で発生した気体は何か。 その化学式を書け。
300
発生した気体の体積
250
200
体 150
100
(cm³) 50
H2
□(2) 図のように,亜鉛の質量を大きくしても、気体がある一定の体
0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2
亜鉛の質量〔g〕
積以上は発生しなかったのはなぜか。 その理由を簡単に書け。
[
亜鉛がすべて反応できるほどうすい塩酸がないから。
]
□(3) 亜鉛の質量が1.0gのときは, 亜鉛の一部が反応せずに残った。 残った亜鉛をすべて反応させるためには,
同じ濃度のうすい塩酸を,少なくとも何cm 加える必要があるか。
●亜鉛0.2gが残っている。 20x =5cm3
0.2
0.8
[
5
cm³]
●(4) うすい塩酸の体積を10cm² にして同じ実験を行った場合, 亜鉛の質量と発生した気体の体積との関係はど
のようになるか。 その関係を表すグラフを,図にかき入れよ。
(5)この実験で使用したうすい塩酸35cmに1.2gの亜鉛を入れた。
1.2
□① このとき、何cm の気体が発生するか。 300× =450cm [
0.8
□ ② このとき、うすい塩酸と亜鉛のどちらがどれだけ反応せずに残るか。
450
cm³]
●20×12=30cm 35-30=5cm
うすい塩酸が5cm残る。 ]
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