(5 遺伝について,あとの各問いに答えなさい。 (島根県・改)
I
青色の花をつけるアサガオと赤色の花をつけるアサガオを使って遺伝のしくみを調べた。これらのアサ
ガオでは,青色の花の純系の個体と赤色の花の純系の個体を交配すると,その子はすべて青色の花をつ
けることがわかっている。 アサガオの花の色の遺伝のしくみを調べるために行った次の実験1と実験2
について,下の各問いに答えなさい。ただし,花の色について顕性の形質の遺伝子をA,潜性の形質の
遺伝子をaとする。
[実験 1 ]
次の操作1~4のようにアサガオの交配実験を行った。
操作1 赤色の花をつけるアサガオを育て,つぼみのうちにおしべをとり除いた。
操作2 青色の花をつけるアサガオの花から花粉をとった。
操作3 操作1でおしべをとり除いた赤色の花のめしべの柱頭に、操作2でとった青色の花の花粉を
受粉させた。
操作4 操作3によってできた。 種子をまき, 育てた。
結果操作4で育てたアサガオは,すべての個体が青色の花をつけた。
〔実験2]
次の操作5~8のようにアサガオの交配実験を行った。
操作 赤色の花をつけるアサガオを育て, つぼみのうちにおしべをとり除いた。
操作6 実験1の操作4で育てた青色の花をつけるアサガオからの花粉をとった。
操作7 操作5でおしべをとり除いた赤色の花のめしべの柱頭に, 操作6でとった青色の花の花粉を
受粉させた。
操作8 操作7によってできた種子をまき, 育てた。
結果操作8で育てたアサガオは、青色の花をつけた個体と赤色の花をつけた個体がほぼ同数で
あった。