約
(約す
不優,便利の説明
ピック
センデス
2リ返す。
キャワード
不便の
よい面
便利の
よい面
話題
不使
不使の
職い面
便利の
便利
わる
=悪い
意い面
三よい
図12
25
図1)
何バaて
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本当に人の生活を豊かにするデザインなのだろうか、
ミH 浩司
に、便利になることで楽になるという側面はある。そして、そ」
れが必要な場面もあるだろう。しかし、-様に便利さばかりを
追求し続けることで、私たちの生活や社会は本当に豊かになっ
ていくだろうか。一今、便利の追求以外の新たな発想が求められ
ているのではないか。
このような考えから私が着目したのが、これまで見過ごされ
『不便でよかった。」と感じたことはないだろうか。
こう尋ねると、たいていの場合、けげんな顔をされる。「便利
てよかった」ならばわかるが、「不便てよかった」とはどういう
|Sildにつ
ことか、不便でよかったことなんてあるはずがない、というわ
けだ。そこにあるのは、「便利はよいこと」で「不便は悪いこと」
てきた 『不便」の価値である。私は、不便だからこそ得られる
という価値観である。実際に、今の世の中は便利であることを
よさを 不便益」とよび、その発想を新しいデザインに生かせ
もてはやすものてあふれている。テレビやインターネットのコ e
日々研究している。
マーシャルを見ていると、「手間要らずで、なんて便利」「もっ
ともっと便利に」という調子のものが多い。
すそもそも、「不便」とはどういうこと
う私の専門である機械の設計や工業デザインの分野でも、長い
だろう。ひとロに「不便」といっても、
名間、便利を追求することが大きな指針であり続けてきた。手間
がを省き、便利を追求することこそ、人の生活をかにすること
指だと考えられてきたのだ。 使う人の手間がかからないよう、ま
人によってその言葉の捉え方はさまざ
まだ。それてはしっかりとした分析や議
論ができないため、ここでは、何かをす
た使う人が迷ったり考えたりしなくてもよいようにと、使い方
るときにかかる労カが多いことを「不
が複雑なものは単純化され、自動化や効率化、高機能化が進め
られた。以前より手間のかかるものをわざわざ開発することな
ど、想像もできない
便」とよぶこととしたい。今まり
手間
がかかったり、頭を使って考えなければ
く
ならなかったりすることを「不便」、手虫
*私も、元は設計の自動化について研究していた。何か欲しい
ものがあれば、自動的に設計してくれるコンピュータを作れた
らどんなにかすばらしいだろうと考えていたのだ。ところが、
間もかからず、頭も使わなくてよいこと
を「便利」とする。
あるとき、次のような疑問が生じた。全てを自動化てきれば確
すでに述べたように、一般に、「便利
かに楽にはなるが、その分、自分で考えることによって得られ
ばよいこと」てf不便は悪いこと」だと
思われがちだ(図-0)。しかし、私はそ