東京都 公立
理科
問題
R3
物質の変化やその量的な関係を調べる実験について,次の各間に答えよ。
<実験1>を行ったところ, <結果1>のようになった。
5
<実験1>
(1) 乾いた試験管Aに炭酸水素ナトリウム
2.00gを入れ,ガラス管をつなげたゴム栓を
して,試験管Aの口を少し下げ, スタンドに
図1
試験管A
炭酸水素
ナトリウム
ゴム管
固定した。
ガラス管
(2) 図1のように,試験管Aを加熱したところ、
ゴム枠
ガラス管の先から気体が出てきたことと, 試
かくにん
験管Aの内側に液体が付いたことが確認でき
水槽
ゴム枠
スタンド
た。出てきた気体を3本の試験管に集めた。
(3) ガラス管を水槽の水の中から取り出した後,試験管Aの加熱をやめ,試験管Aが十分に冷めてから
試験管Aの内側に付いた液体に青色の塩化コバルト紙を付けた。
(4) 気体を集めた3本の試験管のうち, 1本目の試験管には火のついた線香を入れ, 2本目の試験管に
せっかいすい
は火のついたマッチを近付け,3本目の試験管には石灰水を入れてよく振った。
(5) 加熱後の試式験管Aの中に残った物質の質量を測定した。
(6) 水5.0cmを入れた試験管を2本用意し, 一方の試験管には炭酸水素ナトリウムを, もう一方の試験
管にはく実験1 >の(5)の物質をそれぞれ 1.00g入れ, 水への溶け方を観察した。
く結果1>
塩化コバルト紙
の色の変化
火のついた
線香の変化
火のついた
マッチの変化変化
加熱後の
物質の質量
石灰水の
水への溶け方
炭酸水素ナトリウム
は溶け残り,加熱後の
物質は全て溶けた。
青色から赤色
変化しな
かった。
白く
線香の火
(桃色)に変化ヒ が消えた。
ももいろ
1.26g
濁った。
した。
く実験1>の(3)の下線部のように操作する理由として適切なのは, 下の
はどれか。また, <実験1>の(6)の炭酸水素ナトリウム水溶液と加熱後の物質の水溶液彼のPHの値に
ついて述べたものとして適切なのは, 下の
ア試験管A内の気圧が上がるので, 試験管Aのゴム栓が飛び出すことを防ぐため。
イ 試験管A内の気圧が上がるので, 水槽の水が試験管Aに流れ込むことを防ぐため。
ウ 試験管A内の気圧が下がるので, 試験管Aのゴム栓が飛び出すことを防ぐため。
エ 試験管A内の気圧が下がるので, 水槽の水が試験管Aに流れ込むことを防ぐため。
ア 炭酸水素ナトリウム水溶液よりも加熱後の物質の水溶液の方がPHの値が小さい。
イ 炭酸水素ナトリウム水溶液よりも加熱後の物質の水溶液の方がPHの値が大きい。
ウ 炭酸水素ナトリウム水溶液と加熱後の物質の水溶液のpHの値は同じである。
問1
の
のア~エのうちで
あたい
2)
のア~ウのうちではどれか。
の
2