-
5 <質量保存の法則>
次の実験について, あとの問いに答えなさい。
〔実験〕 ① ビーカーに石灰石の粉末 2.0gを入れて, ビーカーをふくめた
全体の質量を測定した。
② ①のビーカーにうすい塩酸10.0gを加え、二酸化炭素が出なくなる
まで反応させ,ビーカーをふくめた全体の質量を測定した。
3
ビーカーに,さらにうすい塩酸10.0gを加え, 二酸化炭素が出なく
なるまで反応させ, ビーカーをふくめた全体の質量を測定した。
④④4 ビーカーに加えたうすい塩酸の質量の合計が60.0gになるまで, ③
[
加えたうす
い塩酸の質
量の合計
[g]
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
]
質 1.0
量生
のし
合た
酸 0.5
96.1 (愛媛) <5点×5〉
ビーカーを
ふくめた全
体の質量
[g]
[
98.7
108.5
118.3
128.1
137.9
147.9
157.9
発生した二
酸化炭素の
質量の合計
[g]
0.0
a
b
C
をくり返した。
実験①,②で測定したビーカーをふくめた全体の質量は,それぞれ98.7g, 108.5gであった。 表は, この
実験の結果をまとめたもので, a 〜e には, それぞれ発生した二酸化炭素の質量の合計があてはまる。
(1) 実験①, ②の結果から,②で発生した二酸化炭素の質量を計算によって求めることができるのはなぜか。
その理由を,解答欄のかき出しに続けて簡単にかけ。
[化学変化の前後では,
(2) 表のaにあてはまる数値をかけ。
d
e
0.8
OXYO
の
(3) この実験で,加えたうすい塩酸の質量の合計と発生した二酸化炭素の
質量の合計との関係はどうなるか。 表をもとに,その関係を表すグラフ
をかけ。 また, 石灰石の粉末 2.0gを完全に反応させるには, うすい塩
酸は少なくとも何g必要か。
[g] 0
10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0
加えたうすい塩酸の質量の合計 [g]
[103T 134 1
(4) この実験で, ビーカーに加えたうすい塩酸の質量の合計が60.0gになった溶液に, 石灰石の粉末 1.6gをさ
らに加えると,加えた石灰石の一部が反応しないで残った。 このとき, 反応しないで残った石灰石の粉末を
完全に反応させるには、うすい塩酸を,少なくともあと何g加えればよいか。
1