② 水の電気分解や電気分解で生じた物質の化学変化について次の実験を行った。これについて、あとの
問いに答えなさい。 なお, 実験時の室温と気圧は一定であった。 (秋田県改)
[実験 1 ]
図1のように、水槽と管C,Dを水酸化
ナトリウムを水にとかした液(うすい水酸化ナ
トリウム水溶液)で満たした。 電極Aを電源装
置の+極に,電極Bを一極につなぎ, 6Vの電
圧を加えて電流をしばらく流したところ、 管C
のなかに酸素が3.0cm, 管Dの中に水素が 6.0
cm 集まった。
次に,管CDの中に気体が集まった状態の
まま, 電極Aを一極に,電極Bを+極につなぎ
変えて, 6Vの電圧を加えたところ、管C, D
に気体が発生し, b 管Cの中に水素が2.0cm集
まるまで電流を流した。
図 1
水槽
[電極 A-
うすい水酸化ナ
トリウム水溶液
管C
(2) 下線部a を水にとかすのは何のためか、簡潔に書きなさい。
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(4) 図2は,実験1で電極をつなぎかえる前に, 管C,D の中に集
まった気体の種類と数をモデルで示したものである。 この図を
もとに, 下線部bのとき,管Dの中にある気体の種類と数をモ
デルで示しなさい。 ただしを酸素原子, ◯を水素原子とする。
〔観察2]
実験を行ったあと, 管Cの中に集まった気体に点火したところ, 爆発音がして, 完全に反応し、
気体が残った。
図2
(1) 水のように2種類以上の元素からできている純粋な物質を何というか。 その名称を書きなさい。
(1)
点火装置
管C
管D
(2)
(3) 図1の装置で電流を流し続けると, うすい水酸化ナトリウム水溶液は少しずつこくなっていく。 その理
由を簡潔に書きなさい。
(3)
(5) 下線部は酸素と水素のどちらか, 物質名を書きなさい。 また, そ
の気体の体積はおよそ何cmか。 最も適当なものを、次のア~オの中か
らそれぞれ一つ選び, その記号を書きなさい。
(4)
ア 1.0cm
イ 2.0cm² ウ 3.0cm I 4.0cm オ5.0cm
電極B
電源装置
∞
管D
○○ ○○
∞ ∞
○○