Ⅱ 動物のからだが不要物を体外に出すはたらきについて, 花子さんは次の調べ学習を行った。
〔調べ学習〕図2はヒトのからだで生じた不要物を体外に出すはたらきをする器官の断面であ
る。この器官は、血液中から不要物をこし出し, 必要物は血液中に残るようにしている。その
しくみは,次の①~③と図3のようになる。
① この器官を流れる血液全体の10%の量の水や不要物だけでなく必要物もふくむ液体をこし
出す。
② こし出された液体から、 その99%の量の水や必要物を再び吸収 (回収)する。
にょう
③回収された必要物は血液にもどされ,回収されなかった水や不要物などは尿として体外に
出される。
表は,こし出された液体と尿について, 水, ブドウ糖, ナトリウム, 物質Xが, それぞれ
の全体に対してどれだけふくまれるという割合を示したものである。
図 2
図3
からだにとって
必要な物質
血液
-動脈
-静脈
(再び吸収)
(こし出し)
血液
こし出された液体
尿
体外へ
-P
表
こし出された液体 [%]
95
水99
ブドウ糖 ナトリウム
物質X
0.10
0.30
0.03
00
0.35
2.00