(2) 愛さんは,次のような松尾芭蕉がよんだ俳句とその解説を見て,下のように考えた。
「明けゆくや二十七夜も三日の月」
この俳句には, 芭蕉が旅先の舟の中で一夜を明かしたとき, 夜明け前に見える細い月
(二十七夜) は, まるで夕方に見える三日月のようだと感じたことが表現されている。
C
新月の日を1日目として数えるとき, 芭蕉は27日目の夜に舟で過ごし、
28日目の夜明け前に下線部c を (X) の空に見たと思います。 新月から
次の新月まで30日かかるとすると, 芭蕉が下線部 c を見た日から, およそ
(Y) 日後の夕方に三日月を見ることができます。
① 図4は, 地球と月の位置関係を模式的に表したも
のである。 下線部dの位置は図4のG~Nのどこか,
最も適切なものを1つ選んで記号を書きなさい。
② 愛さんの考えが正しくなるように, Xにあてはま
る方位を,東,西, 南, 北から1つ選んで書きなさ
い。 また, Yにあてはまる最も適切な数値を, 次か
ら1つ選んで記号を書きなさい。
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図4 公転の向き
き どう
H
月の公転軌道
N
北極
M
地球
K
太陽の光
ア 5
イ 12
ウ 15
エ 24