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(H)
出題内容 同義文選択
正解はア。
下線部(9)の文頭のItは,直前の最終段落第1文 (Looking back, I...) の my childhood を
指している。 could は 「・・・し得る」という意味合いの可能性を表す用法で,かつ could not
have been の部分は仮定法になっている(この表現については,全文解説 <第1段落 >
③も参照)。 happier という比較級の比較対象 (than...) は 「筆者の実際の子ども時代」であ
り、全体として「それ (私の子ども時代)は,実際にそうであった以上に幸せな時ではあ
り得なかっただろう」という意味になる。 これは要するに「筆者の子ども時代は最高に幸
せだった」 ということなので,アが内容的に最も近い。 なお, アの more than は形容詞・
副詞 名詞 動詞などの前に置かれ、「・・・以上であるとても・・・である」という意味を表す。
(例) Many people more than despised the unfair system. 「多くの人がその不当な制度をき
わめて悪していた」 よってアは「私は自分の子ども時代がとても楽しかった」 という意
味になる。
⋅
イは「私は子どものころからずっと幸福だ」という意味。 ウは「私の子ども時代は、よ
り幸福ではなかったかもしれない」 という意味。 エは「私の子ども時代は決して満足のい
くものではなかった」という意味 (far from... は 「... どころではない 決して・・・ではない」
という意味)。 いずれも上記の内容とは合わない。
最初にあるジャーナリストから 「あなたはきっと生まれた日に星くずを振りかけられたの
“しょうね」と言われたとき、私はくすくす笑いが止まらなかった。 そんなばかげた言い回
それまでに聞いたことがなかったし くすくす笑いは、 照れたり不安になったり圧倒さ
たりすると私がいつもしていることなのだ。 しかし彼女が立ち去った後、あれが私が恵ま
ているという彼女なりの言い方だったとすれば、全く同感だと私は思った。 私は非常に
この点で恵まれてきた。母と父と素敵な妹ローラが私の人生にいてくれたことに恵まれ、
ホールズの小さな町ニースで生まれたことに恵まれ、そしてとても多くの夢を私が叶えら
とに恵まれてきたのだ。
a close-knit community and, however far its residents may travel to fulfil their
various destinies, friends remain friends for life. Wherever I travel and put down
roots in the future, it will always be my true home.
Looking back, I wouldn't change a single thing about my childhood.
not have been a happier time.
(注) Neath ニース (ウェールズの都市)
er she'd left, it, I thought I couldn't
It could
(9)