-
R
担 し艦お、言葉の響きやリズムを楽
2 和歌の世界を味わおう。
O それぞれの歌集の歌人たちが和歌に詠んだ心情や情景を、現
代語訳を基に想像してみよう。
コ
神え方」
和歌は、リズムや響きが重んじられており、声に出して読むこと
て、本来の味わいが出る。次の点に注意しながら、暗唱てきるくら
いに何度も繰り返し音読してみたい。
O kと七音によって生まれる称歌のリズムを楽しむ。
図「天地の 分かれし時ゆ 神さびて…」→五音と七音の繰り返
しを基調にして句が連ねられている。
古文独特の仮名遺遣いの発音に注意する。
園「花細Sににほひける」 ↓
替える必要がある。
と
答えの例
リマ しちおん
万葉集
都園やて味るらしüたへの衣したり天の香具山
都近くの香具山の山腹に、真っ白い衣が干してあるのを目に
して、の番節の効れを感じ取り爽やかに歌った。
東の野に炎の立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ
東の野にあけぼのの光が見えて、西に月が沈もうとしてい
きn 3
nA
「にほひ」は「におい」と読み
○ SにSSOては、 少し問をとる。
個 「玉の綿よ絶えなば絶えねながらへば…」
聡)て旬が切れている(二句切れ)。
○ っ顕きをもった言葉に着目する。
「絶えね」(命令
を詠んだ。
という、
船 ら
。君待つと我が恋ひ居れば我が屋戸のすだれ動かし秋の風吹く
を重ねて
。人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける
しばらくぶりに訪れた家で、
保s Rかれしe #さびて高v貴き 駿河なる 富士
S際 Re 振り放け見れば 渡る日の影も隠らひ
盛OTS 中Rえず p い行きはばかり 時じくそ
前地強コか り継き 言ひ継き行かむ
神々しく気高く偉大な山である
ロ
きの香りは変わっていないのに、
人の心はたやすく変わってしまうものですねという嘆きを歌っ一
nVe
J
る
富士の高嶺は一
。秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる
立秋の日、
に聞こえる風の音に、ふと秋の季節の到来を気づかされた。
●思ひつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせば覚めざらましを一
いがやって来たと目にははっきり見えな
という思いを詠んだ。
(反歌)田子の浦ゆうち出てて見れば真白にそ富士の高嶺に雪
マ
うら
SO
じ
恋する人に夢
い幻に過ぎなかったという寂しさが歌われている。
新古今和歌集
道の辺に清水流るる柳かげしばしとてこそ立ちどまりつれ
リ うら
会えた喜びと、夢から覚めるとそれがはかな
田子の浦を通って(外に)出ると、眼前に雪が真っ白に降り
積もっている神々しい富士山がそびえ、感動した。
中』
J2リ2 わか n
約v n
る
。億良らは今は罷らむ子泣くらむそれその母も我を待つらむそ
要会の場から退出しようとする際に、家て待つ子供や妻への
リ。
約
nきゃ
いつくしみを歌った。
Sロ母!
●多摩川にさらす手作リさらさらに何そこの児のここだ愛しき
手織りの布を織ってさらす
ンしのつもりで立ち止まっ
快さのあまり時を過ごしてしまった。
。見わたせば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮
恋人をいとしく思
う気持ちを率直に表現している。
。父母が頭かき撫て幸くあれて言ひし言葉ぜ忘れかねつる
やかなものなど何もないわびしい景色だが、 それゆえに静
かな奥深い趣が感じられる
。玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることの弱リもぞする
Aた
0
故郷を出発するとき、自分の身を心配し無事を祈ってく
両親の言葉を、遠く離れた土地てなつかしんている。
。新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事
新しい年が始まる正月の今日、降った雪が積もっていくよう
今年も喜ばしいことがたくさんあっ
、 コ
ている恋心が激しく高まって、もはや抑え切れない
ほどになってしまっている。
音読すると、作者の気持ちが感じられるね。
p
しいと願っている
111 君待つと