国語科・ワークシ
作られた「物語」を超えて
[評価の観点] 一覧表
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・主張 (意見)と根拠は自然につながっているか。
根拠となる事実や情報に信頼性はあるか。
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前提としている事実に誤りはないか。
説明する内容に合った事例が選ばれているか。
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一般化 (抽象化)をするには、事例が不足していないか。
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一般化した内容は、すべての事例に当てはまるか。
使われている言葉や表現の効果はどうか。
説明の順序はわかりやすいか。
◎筆者の主張に至る論理の展開を評価しよう。
私は筆者の主張に至 論理
の展開の仕方についてすばらしいと考
える。まず、序論で話題提示をしているが、筆者は問題を指摘す
その問題意識
「」
抽象化 から述べている。問題意識を伸
象的に表現することで、あとから根拠となってくる具体的付例と表現の
在方を重からないように、堅苦しすぎない文章としているところ 読者を
ひきつける一つの方法にもなっていて良いと感じた。また具体例の種類、順
常に分かりやすくなっていると考える。特に、具体例一つ目にゴリラの事例
を述べ徐々に私達人間が持っている 問題へと、話題を展開するのが幸手
だと感じた。そのため一般化するには事例は不足していなかったと言えるだ
ろう。さらに筆者に使う言葉に
も気を遣っていることが分かる。普通ゴリラ
を説明する時、ゴリラの専門用語を使っていてもおかしくはない。しかし筆者
はそのような難しい言葉を避け、私たち一般人にも分かる ような言葉を使用
ししている。これらのことから筆者の主張に至
倫理の展開は、私たちの理
降に当たり障る
自然な流れで展開されていて、とても広げら
しい論理展開の仕方だと言えるだろう。
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