2 だ液に含まれる消化酵素のはたらきを調べるため,デンプン溶液と水を混ぜたA液と, デンプン溶液と
だ液を混ぜたB液を用意し, 図 1のように, A液を試験管a.bに, B液を試験管c.dにそれぞれ入れ
て約 40℃の湯につけた。 5分後, 試験管a.cにはヨウ素溶液を加え, 試験管b.dにはベネジクト溶液
を加えて加熱してそれぞれの色の変化を調べると, どちらの操作にも一方の試験管に色の変化が見られた。
また,図2は,デンプンがヒトの体内でどのように変化していくかを説明したものである。
A液 B液
図1
ヨウ素溶液
ベネジクト溶液
abcd
b
d
a
40℃の湯
ガスバーナー
一部は器官Pで( Y )に合成される
図2 ロの中で、
デンプンは
分解され
麦芽糖になる
食道·胃を通り,
小腸でさらに
分解されて
(X )になる
|( X )は
小腸の壁から
血管に吸収
される
(Y )は再び( x )に分解される
漢分として器官Pから全身へ運ばれる
(1) 図1の実験の結果について説明した次の文の( ① )に入る試験管の組み合わせを, あとのア~エから
1つ選んで,その符号を書きなさい。 また( ② )に入る消化酵素名を書きなさい。
この実験において, ( ① ) の試験管で色が変化する反応が見られたことから,だ液に含まれる
( ② )と呼ばれる消化酵素によってデンプンが麦芽糖に分解されたことがわかった。
ア
a.b
イ a.d
ウ b.c
エc.d
(2) 図2の器官Pは何か, 漢字で書きなさい。
(3) 図2の( X )に入る物質名を書きなさい。また, 図2のXから合成される( Y )の物質名として適切
なものを,次のア~エから1つ選んで, その符号を書きなさい。
ア デンプン
イ モノグリセリド
ウグリコーゲン
エ タンパク質