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中学古文です。 この古文の訳をお願いします。 あと、候ひけるはどのような意味の言葉なのか教えて欲しいです。

次の文章を読んて後 答えなさ *①相模守時頼の母は、松下禅尼とぞ申しける。 *守を②入れ申さるる事ありけるに、すすけたる 明り障子の破ればかりを、 禅尼手づから、小刀して切りまはしつつ張られければ、兄の城介義影、その日のけいめいして③候ひけるが、「給はりて、 *なにがし男に張らせ候はん。さやうの事に心得たる者に候ふ」と④申されければ、その男、尼が細工によもまさり得らじとて、 ⑤なほ一間づつ張られけるを、義景、 「皆を張りかう候はんは、はるかにたやすく候ふべし、まだらに候ふも見苦しくや」とかさね て申されければ、「尼も、後は*さはさはと張りかへんと思へども、今日ばかりは、わざとかくてあるべきなり。 物は破れたる所ば を修理して用ゐる事ぞと、⑥若き人に見ならはせて、心づけんためなり」と申される、⑦いとありがたかりけり。 *相模守時頼=鎌倉幕府の執権であった北条時頼。 守を入れ申さるる事=時頼を招待なさる事。 *明り障子=明りをとるために薄い紙を張った障子。 *城介義景=松下禅尼の兄、安達義景。 *けいめいして=準備につとめて。 *なにがし男=だれそれという男。 *さはさほと=すっきりと。

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写真についている問題について教えてもらいたいです。 おねがいします!

が終わったら 次の文章を読んで、問いに答えなさい。 お祖父ちゃんはベッドの上に仰向きに寝ていた。目を閉じた顔 は別人のようだった。白いヒゲが生えているせいだろうか。 「お祖父ちゃん子ですよ」 ママが声をかけても身じろぎ一つしない。目も閉じたままだ。 女子はそっとベッドに近づいて、耳もとに口を寄せた。 「ねぇ、お祖父ちゃん。あたしよ」 すると、かすかに反応があった。 緑がびくりと動いたのだ。 文 子は嬉しくなって。 「ねぇ、お祖父ちゃん。 起きて」 少し大きな声を出すと、また絵が動いて、わずかに目が開いた。 そばでママがびっくりしたように吐息をついた。 「あら、目がさめたようだわ」 女子はすかさずお祖父ちゃんの目の前に顔を近づけて、もっと 大きな声を出した。 「お祖父ちゃん。あたし、分かる?」 毛布が動いて、お祖父ちゃんがゆっくりと手を出した。 その手 をとるとかさかさの骨ばった指が思いがけないほど強く握って きた。同時に、ほとんど聞きとれないほどの声で言った。 『しずえ、しずえ」 文子は、お祖父ちゃんの手を揺すった。 「あたし、文よ。 分かんないの?」 しかし、お祖父ちゃんは、しきりに同じ言葉を繰り返した。 や が、その手の力が消えて、また眠りに入ってしまった。お祖父 ちゃんの口から出たのは、女の人の名前らしい。しかし、どこの だれなのか、ママも知らないそうだ。 病院から帰宅したあとも、文子はなんとなくすっきりしない思 「しずえ」と確かに言ったのかい?」 そのことを話すと、ババは驚いたように聞き返した。 目のまわ 「それは、・・・・・パパのお姉さんだよ」 静江という名前のお姉さんは、およそ五十年前に、空襲で爆弾 にやられて焼け死んだ。そのとき七歳だったそうだ。 「パパは戦争が終わってから産まれたので、そのお姉さんを知ら ないんだ。・・・・・だけど、お祖父ちゃんの胸のなかにはまだ生き や爆弾については、文子にはよく分からなかった。 しかし、 お祖父ちゃんの胸のなかに生きている静江という七歳の女の子の は、なんとなく親しく感じられた。 「その子って、あたしの伯母さんなのね」 お祖父ちゃんの手にこめられた強い力をふいに思いだした。 こんど握られたら、ちゃんと握り返してあげるわね。 内海「だれもが子供だったころ」 「お見舞い」より) (一九四一~一九のことを る れた心情を捉える。

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