思考刀問題
空気中の水蒸気の変化
図に示す曲線は、気温に対する飽和水蒸気量を
示している。
20
※15
ポイント
(13 100
気温が1
ら考える
20
量 10
1) たろうさんは、写真のように雲の底面が同じ
高さにそろっていることに興味をもち、 雲ので
き方について調べ、レポートにまとめた。
m 5
0
10
15
気温(C)
課題
*地表の空気の温度と湿度から,その空
気が上昇したときの雲ができる高さを
求める。
空気が上昇するとき,その温度は 100mにつき,1.0℃下がる。
*空気の温度が露点に達した高さで, 空気中の水蒸気が水滴になり,雲が
調査結果
できる。
湿度(%]
気温(℃]
* 私の住む町のある日の気温と湿度は右の
70
11.0
ようになっていた。
考察
* この日の空気の露点は約( ① ) ℃であり,気温との差は約( 2 )
℃である。空気が上昇するとき,空気1m°あたりにふくまれる水蒸
気量は変化しないと考えると,(
と考えられる。
オ
)m上昇した高さで雲ができる
(2
レポートの( ① )~( ③ )に入る数値として最も適当なものを,次
のア~クから1つずつ選びなさい。ただし, 同じ記号を2回以上選んでも
よい。
ア.1.5
イ.4.0
ウ.5.5
エ.7.0
オ.12.5
(2) レポートを提出したところ, 先生から実際に雲ができる高さは,考察で
求めた高さとは異なると教えてもらった。その理由を説明した次の文の
( ① )~( ③ )に入る語句の組み合わせとして適切なものを, 下のア
~エから選びなさい。
空気が上昇すると,気圧が下がり体積が変化する。 そのため, 空気1m°
あたりの水蒸気の量は( ① )し, 露点が( ② )。 つまり, レポートで
求めた高さよりも( ③ )ところで雲ができることになる。
ア. O増加 2上がる ③低い
ウ. O減少 2下がる ③低い
カ. 150
キ.400
ク.550
イ. O増加 2上がる ③高い
エ. O減少 2下がる ③高い
ULIKE
4