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北海道のある地点で, 月と金星を観察した。
観察 ある日の日没後, 西の空に月と金星が
見えた。 図1は, そのときのスケッチで
ある。 次に、金星のようすを、天体望遠
鏡 (上下左右が逆に見える) で観察した。
図2は,そのときのスケッチである。こ
の日の金星は, 太陽とほぼ同じ軌跡をたどり, 日没のおよそ2時間40分後に, 太陽とほ
ぼ同じ位置に沈んだ。
□□間 1
6 次の観察について, 問いに答えなさい。
エ
図 1
Col
●(金星)
(月) e
下線部の金星の動きは、地球の自転によって起こる見かけの動きです。 次のア~エが
ら,地球の自転による見かけの動きを1つ選びなさい。 太陽の自
ア黒点が太陽の表面を移動するように見える。
イ 火星が星座の間を移動するように見える。一火星が自
ウ 北斗七星やカシオペヤ座などの星が, 北極星を中心に反時計まわりに回るように見
える。
南の空の星は,毎日同じ時刻に観察すると、位置が東から西へ少しずつ変わるよう
地球の公文
に見える。
□ロ問2 この日、観察地点から見て, 太陽と金星は, およそ何度離れて
いますか。
□□問3 図3は、地球の北極側から見た地球と月,金星, 太陽の位置関
係を模式的に示したものであり, 矢印は、 月と金星の公転の向き
を示しています。 〔観察〕 をしたときの月と金星の位置として適
切なものを、図3のa~d, ア~オから1つずつ選びなさい。 た
だし、地球の公転軌道の一部は省略しています。
ロロ問 4 〔観察〕をした日から約1か月間、肉眼と天体望遠鏡で月と金
I
図3
ア
図2
イ
a
太陽
O
エ
ad
bo地球oc
星の観察を続けました。次の①, ② のア~ウから適切なものを選びなさい。
① 1週間後,月は, 日没直後の南東の空に見えた。 月の光っている部分は,〔ア 小さ
くなった
イ変わらなかった
ウ大きくなった。
② 1か月後,金星は,日没直後の西の空に見えた。金星の欠けている部分は,〔ア小
変わらなかった ウ 大きくなった〕。
さくなった
□□問5 問4の観察では,月はいつも同じ面を地球に向けていました。その理由を説明しなさ
コロ問6 問4の観察の後, 金星はいったん見えなくなりました。 再び金星が見えるのは、いつ
どの方角の空ですか。 次のア~エから選びなさい。
ア 日没後、東の空
日没後,南の空
ウ日の出前、西の空
日の出前,東の空