5. 英太さんは,道路に急ブレーキをかけてできたタイヤの跡がついているのを見て,自動車の速さ
5.
と自動車が止まるまでの距離にどんな関係があるのか知りたくなった。
く計18点)
英太さんは,自動車が止まるまでの距離について,次のことを知った。
m
3点
運転者が危険を感じてからブレーキがきき始めるまでに走った距離を「空走距離」, ブレーキが
y=
5点
きき始めてから止まるまでに走った距離を「制動距離」ということ。
①時速
km
5点
(空走距離)+ (制動距離)を「停止距離」ということ。
そして,自動車の速さと空走距離, 制動距離の関係が右の図のようになって
m
5点
いる資料を見つけた。この図では, 例えば, 自動車の速さが時速90kmのとき,
空走距離が18m, 制動距離が45mであることを示している。
口空走距離
10
制動距離
30
距離(m)
60
0
20
40
50
70
30| 6
5
このとき,次の各問いに答えなさい。
60
12
20
90
18
45
(1) 時速60kmのときの停止距離を求めなさい。 強せん
時速 (km/h)
(2) 英太さんは,時速x kmのときの空走距離をymとするとき, yはxに比例していると考え, yを
xの式で表した。右の図をもとにして, 英太さんが考えた式を求めなさい。
1
(3) 時速 x kmのときの制動距離を2mとすると, xとzの関係は, z=
-xと表すことができる。
180
0 制動距離が16 mであるとき, 時速何kmで走っていたか, 求めなさい。
ただし,答えが無理数になる場合は, 無理数のままで答えなさい。
(2)の英太さんの考えが正しいとすると, 時速72kmのときの停止距離は何mになるか, 求めなさい。
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