文章の読み取り 知·技 思·判·表(次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。
知技各7点×4
体の長さは山を二巻きするくらいもあり、雲を呼び風を起こし天
を駆けることもできるというのに、竜の子三太郎はほんとに気が弱
くて、いつもいつも、沼の底てじいっととぐろを巻いて、息をころ
しておるのだった
そして真夜中、そっと鼻先だけを突き出し、ひげをと震わせて深呼
吸し胸の中の空気を入れ換えるのだった。あとはまたしずしずと底」
に潜り、じいっと、とぐろを巻いて、息をころしているのである。
そんなふうだったから、長いこと、竜の子三太郎の姿を見た者は
いなかった。三太郎の父親の竜大王でさえ、五十年に一度の見回り
に来たときにも、息子を見つけるのに、骨が折れた。
たろ
b
S-
思·判·表 各7点×6
a「駆」、b「弱」の二画目を太くなぞりなさい。
c「息をころす」、d「骨が折れる」の意味を次から一つずつ選びなさい。
ア 体が弱る ィ 静かにするウ ひと休みする エぐっすり寝る
d ア 失敗する イ集中する
ウ がまんする
ェ 苦労する
「竜の子三太郎」は、I体の大きさはどのくらいか。十字で書き抜きな
さい。=性格をまとめた次の文の空欄に入る言葉を五字以内で書きなさい
雲を呼び風を起こし天を駆けるほどの力があるのに
「鼻先だけを突き出し」たのは、何のためか。「ため。」につながる形
で十二字で探し、初めの四字を書き抜きなさい。
「しずしず」から、三太郎がどのように潜る様子がわかるか。十字以
5
内で書きなさい。
O「長いこと いなかった」のはなぜか。次の文の空欄に入る言葉を
書き抜きなさい。*いつも三字 でじいっとしていたから
E「父親の竜大王でさえ」という表現からどんなことがわかるか。次か
ら一つ選びなさい
ア 王が立派であること。
ウ親でもなかなか難しいこと
(日に「」4り)
ィ 父と子の関係が深いこと
ェ 三太郎が父を尊敬していること
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II
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