1.図のように、温度によって体積が変化しない耐圧容器 A、 B、C
がそれぞれコックD、 E で連結されている。容器A、 B、Cの容積は
それぞれ20.0L、40.0L、 30.0Lである。また、容器Cには着火装置
がついている。次のような操作を行った。
[操作1] 127℃で、コックをすべて閉じた状態で、 容器Aに酸素 0.630mol、
容器Bにネオン 0.450mol、容器Cにプロピレン(C;H)0.0600molをそれぞれ封入した。
[操作2] 127℃のままコック Dを開けてしばらく放置した。
[操作3] 続いて、 コックEを開けて着火装置を使用し、 容器内の全てのプロピレンを酸素と反応させた。 そ
の後、冷却して容器A、B、Cを27℃に保った。
下記の問いに答えよ。ただし、連結部や液体の水の体積は無視できるものとし、27℃の水の蒸気圧は
3.60×10°Paとする。 気体定数はR=8,31[Pa-L(mol-L))
E
A
B
20L
40L
30L
(1)[操作1]の後の容器A 内の酸素の圧力を求めよ。
(2) [操作2]の後の容器A、B内の全圧を求めよ。
(3)[操作3]で起きる反応の反応式を書け。
(4) [操作 3]の後の容器 A、 B、 C内の酸素の分圧を求めよ。
(5) [操作3]の後の容器 A、 B、 C内の全圧を求めよ。
(6) [操作3]の後の液体となっている水の重量は何gか。