5
直方体の物体とばねばかりを用いて,実験を行った。1~6の問いに答えなさい。 ただし,100gの物
体にはたらく重力の大きさを1Nとし、糸の質量や体積は考えないものとする。
〔実験〕 図1のように, ばねばかりにつないだ底面積10cm²,高
さ4cmの直方体の物体A を,その下面が水平になるようにし
ながら、少しずつ水に入れ、水面から物体Aの下面までの距離
とばねばかりの値を記録した。 表は, 実験の結果を示したもの
である。
表
水面から物体
A の下面まで
の距離 〔cm〕
ばねばかりの
値
〔N〕
0
1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0
1.00 0.90
0.80
0.70 0.60 0.60 0.60
ばねばかり
水面から
物体Aの下面
までの距離
水平な台
物体 A
水
図 1
糸
I
|水そう
1 実験で使用したばねばかりは,変形したばねが,もとにもどろうとする性質を利用した道具である。 ば
ねのような, 変形した物体がもとにもどろうとする性質を何というか。 言葉で書きなさい。
2図1のときの物体Aにはたらく水圧の向きを矢印の向きで、水圧の大きさを矢印の長さで表した図とし
て,最も適切なものを, ア~エから1つ選び, 符号で書きなさい。
ア
イ
111
水
水
水
水
3 図1の状態で物体Aが静止しているとき, 物体Aにはたらく浮力とつり合っているのは,どのような力
か。 浮力以外に物体Aにはたらく力に着目して, 「物体A」, 「合力」という言葉を用いて, 簡潔に説明しな
さい。
実験で、水面から物体Aの下面までの距離が4.5cmのとき, 物体Aにはたらく浮力の大きさは何Nか。