つんでま
宋や高麗
しばしば
日本で
した。
風の文
した。
としな
み出
に最
4
教養や才能のある女性が集められ, 紫式部の「源氏物語」や,
せいしょうなごん
ずいひつ まくらのそうし
5 清少納言の随筆 「枕草子」 などが生み出されました。こうした
女性による仮名文学が多いことも,国風文化の特徴です。
とくちょう
それまで唐風だった天皇や貴族の服装は、省略されたり変形
されたりして、ゆったりとした独自のものになりました。 貴族
の住宅は,一つ一つの建物が廊下で結ばれ,広い庭や池が備え
しんでんづくり ②
10 られるようになりました ( 寝殿造)。
浄土信仰
貴族は,この世での幸福や社会の安定を願
てんだいしゅう
しんごんしゅう
って、天台宗や真言宗の祈とうなどにたよ
な行事を行っていま
鏡もち 七草がゆ .
盆などは,平安時
です。 この中には
国から伝わって
ありました。
りました。 しかし, 社会が変化し, 人々の心に不安な気持ちが
あみだにょらい
高まると, 10世紀半ばには, 念仏を唱えて阿弥陀如来にすがり,
ごくらくじょうど
よう ど しんこう
15
死後に極楽浄土へ生まれ変わることを願う浄土信仰が都でおこ
りました。 11世紀になると, 浄土信仰は地方にも広まりました。
巻頭12
ふじわらのよりみち
びょうどういんほうおうどう 12
藤原頼通が造らせた, 宇治 (京都府) の平等院鳳凰堂は,このこ
ろを代表する阿弥陀堂です。
国風文化の具体例を, 本文からぬき出しまし
ぎお
祇園御
学芸術資
1男性貴
した。
② 室内
なく、
りまし
てんじょう
国風文化の特色を 天平文化