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II
銅と酸化銅について [実験 1), [実験2〕 を行った。
(実験1]の ステンレス皿の質量を電子てんびんで測定すると32 86 gであった。このステンレス皿に銅の粉
末を0.40gのせ, 加熱する前の銅の粉末とステンレス皿を合わせた全体の質量を測定した。
国
の
語
図1のように,銅の粉末を薬さじで薄く広げた後,粉末のすべての色が変化するまで十分に加熱した。
3 加熱を終えた後,ステンレス皿が十分に冷えてから, 加熱した後の全体の質量を測定した。
の 質量が変化しなくなるまで②と③の操作を繰り返し,加口熱した後の全体本の質量を測定した。
6 銅の粉末の質量を,0.60 g, 0.80g, 1.00g, 1.20g に変えて, それぞれについて①~④ と同様の実験を
行った。その結果を表1にまとめた。
図1
ステン
レス皿 斜の粉末
表1
銅の粉末の質量 [g]
0.40
0.60
0.80
1.00
1.20
加熱する前の全体の質量 [g〕
33.26
33.46
33.66
33.86 | 34.06
質量が変化しなくなるまで
加熱した後の全体の質量 〔g〕
33.36
33.61
33.86
34.11
34.36
【実験1]の④の下線部について, ②と③の操作を繰り返すことにより,「質量が変化しなくなる」のはな
ぜか。その理由を, 「一定量の銅と…」の書き出しに続けて書きなさい。
(6) 銅の粉末 1.80gを十分に加熱したときにできる酸化銅の質量は何gか。
実験2〕 1 酸化銅1.00gと十分に乾燥させた炭素の粉末0.06gをよく
図2
混ぜ合わせ,乾いた試験管 Aに入れ, 図2のような装置を組み立て
た。試験管Bには石灰水が入っている。
酸化鋼と
炭素の粉末
試験管A
ゴム栓
ゴム管
レピンチコック
ー試験管B
2 試験管 A をガスバーナーで加熱したところ, ガラス管の先から気体
が出ていることと,石灰水が白く濁っていることが確認できた。
3 ガラス管の先から気体が出なくなったことを確認した後,ガラス管
ーガラス管
を石灰水の中から取り出し, 試験管 A の加熱をやめて, ゴム管をピン
石灰水
チコックで閉じた。 試験管 A が十分に冷めてから, 試験管 A に残った
物質を取り出し, 質量を測定した後,観察した。
【結果)
試験管Aに残った物質の質量は0.84g であった。 赤色の物質と黒色の物質の混合物が見られた。赤
色の物質を薬さじでこすると, 金属光沢が見られた。
(実験2)で起きた化学変化を化学反応式で書きなさい。
(8) 次の文のあといに当てはまる語句を,それぞれ書きなさい。
【実験2)において, 酸化銅は あされ, 炭素はいされている。
(実験1) と(実験2〕 の [結果から, 試験管 Aに残った物質のうち, 黒色の物質の質量は何gか。 た
だし,試験管Aの中の炭素はすべて反応したものとする。