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調べてみよう
25図 電気用品の表示 「QR
登録検査機関名
PS
1-3. 電気の利用
PS
E
AC100V 50/60Hz
JET
特定電気用品
1200W
以外のマーク ○○○○株式会社製造者
5 電気機器の安全な利用
電気機器の安全性が確認された電気製品には,
電気用品安全法の基準により、 安全性を証明する
マークや登録検査機関名などが表示される。
4表 ビニルコードの許容電流
(周囲温度が30℃以下)
• 0.75
1.25
公称断面積
(mm²)
● 2.00
参考
特定電気用品にはこのマークがつく。
素線数 素線の直径
(本)
(mm)
30
50
37
10.18
0.18
0.26
感電の危険性
身近な電気機器についている銘板を探し、そこにかかれている表示の内容を
調べてみよう。
許容電流
(A)
7
12
17
+
安全
電気が人体に流れ, 傷害を受けること
を感電といいます。 電源の種類や体の
どこを流れたかなどでも異なりますが,
生命の危険もあります。
○1mA… 電気を感じる。
◯5~10mA・・・痛みを感じる。
◯20mA…. 身体が動かなくなる。
O50~100mA・・・感電死の可能性。
防災
学習の目標
電気機器の定格
電気機器には適切で安全に使用できる電流, 電圧、時間
限度があり, それぞれ定格電流, 定格電圧 定格時間といいます。
電気機器では,銘板などに表示されるこれらの値を守って使
します。そのときの消費電力を定格消費電力といいます。 また
電源コードには使用できる電流の限度があり、 それを許容電
といいます (4表)。これらの限度を超えて使用した場合、
の故障や発火などの危険があるため注意が必要です (26)
26図 たこ足配線や延長コードの事故防止
消費電力 電気ポットに流れる電流
800W
800(W)+100(V)=8(A))
FARE
| 電気機器の定格について知
電気機器を安全に利用する
ためのしくみを知る。
消費電力
電気ポットに流れる電流
800W 800(W)+100(V)=B(A)】
延長コードに流れる電流
許容電流 12A 8(A)+10(A)=18(A)
消費電力 ホットプレートに流れる電流
1,000W 1,000(W)100(V)=10(A)
X
許容電流を6A超えている
プラグを
ぬ
抜いている
延長コードに流れる電流
許容電流12A 8(A)
ほんい
許容電流の範囲内に
おさまっている
走
使用する機器を増やすために延長コードなどを使って複数の電気機器を接続 たこ定
配線) すると、 許容電流を超える可能性が高まります。 使用する機器の電流の
合計値がコードの許容電流を超えないように注意しましょう。
豆知識 と契約する電力にkVA (キロボルトアンペア) が用いられる。
電力をW (ワット) 以外にVA (ボルトアンペア) で表示することがある。 電力を多く使う家庭では、 電力ミ