次の短歌を読んで、あとの問いに答えなさい。
A 雨蛙なきいでにけりとりどりの木々の若葉のゆれあへる中に
B 朝あけて船より鳴れる太笛のだまは長し並みよろふ山)
さ、
c 葛の花踏みしだかれて色あたらし。この山道を行きし人あり
つム
D 山鳩の声聞きがたし松原をとよもす風の絶えまなくして
E 記憶には残らぬ今日を生きている子にふくませる一匙の粥
F こつこつと空地に石をきざむ音
耳につき来ぬ
家に入るまで
問1[句切れ] Aの短歌には、意味や調子のうえで大きく分かれ
て句の切れ目になっているところがある。句の切れ目がAの
短歌と同じものをB~Fから一つ選び、記号で答えなさい。
(2E)
問2[表現技法]A~Fの短歌の中で、体言