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ある地域の地層の重なりについて学習するために,次のような観察を行いました。これについて、
あとめ(1)~(3)の問いに答えなさい。ただし, この地域の地層に断層やしゅう曲,地層の逆転は見ら
れないものとします。
観察
た大決さ新 像準
1 東西にまっすぐのびた山道をのほりながら, 露頭の観察を行った。山道ぞいの地点A,
Bで高さの異なる露頭を観察できたので,それぞれ地層をスケッチした。その後,地点C
まで山道をのほったが,これ以上の露頭が見つからなかったので, ここで観察を終えた。
図1は,地点A~Cの位置関係を模式的に表したものである。なお, 山道の傾斜は一定で
あり,地点A~Cはそれぞれ約50mおきに並んでいる。
図1
露頭
露頭
A
B
C
標高330m
標高332m
標高334m
2 地点Aでは,高さが5mの露頭を観察できた。
高さ4mのところには火山灰の層があり,その下
に泥岩の層(P層), 砂岩の層 (Q層), れきをふ
くむ砂岩の層(R層)が見られた。
3 地点Bでは,高さが4mの露頭を観察できた。
高さ1mのところには,地点Aと同じ火山灰の層
が見られ,その上の砂岩の層の中には, サンヨウ
チュウの化石がふくまれていた。
今 図2は,地点A, Bの地層の重なりをまとめた
図2
A
B
AA△
Q
AA△
R
3300
泥岩
れきをふくむ砂岩
AA4火山灰
柱状図である。
Bにス
5
4 3
地表からの高さ(m]