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中二の古典の問題です。現代語訳の最後の『憎らしいほどに□□』の部分に入るのを教えて欲しいです!!古文の方では『ゆかしけれ』という意味です。

次の古文と現代語訳を読んで、後の問いに答えなさい。 よひと 梅の花いとめてたし。おほかた世人は桜をのみめでたきものにする、 ことき それまことにめでたけれど、これは異木の冬ごもりたる中に、匂ひい と とこよなくて、立ちならぶ花もなきは、心疾かりけりと思はるるが かく をかしきなり。このかげにぞうぐひすは隠るなる。この鳥はたうちと ひかず *はつね にほ けて声惜しまぬ後の日数よりも、なほこころぼそげなる初音こそ、け 5 2 ねんねんずいひつ にくくてゆかしけれ。 <「年々随筆」 より〉 1 (注) 初音=鳥などが、いつも鳴き始める季節に初めて鳴く声。 【現代語訳】 梅の花はたいそう[ え、それは本当に 一般に世間の人は桜ばかりを ものと考 いっしょ けれど、これは他の木が冬ごもりをしているとき に、色つやもこの上なくて、一緒に咲く花もない様子なのが、気が早いな あと思われてのである。この花の陰に鶯は隠れているという。この 鳥はまた気を許して声を惜しまずに鳴く後の日々よりも、まだ頼りなさそ にく うな初音こそが、憎らしいほど 5 (2)

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教えて欲しいです(>人<;)🙏

よろい くまがえのじろうなおざね 源氏の武将熊谷次郎直実は、海へと敗走する平家を追う。海岸で見つけた鎧武者 こじろう を呼び止めて組み伏せると、わが子小次郎と同じ年頃の、十六、七歳の美少年である。 いちにん たい くまがへ 熊谷、「あっぱれ大将軍や。 この人一人討ちたてまったりとも、負くべき いくさに勝つべきやうもなし。 また討ちたてまつらずとも、勝つべきいくさに 負くることもよもあらじ。 小次郎が薄手負うたるをだに、直実は心苦しうこそ 思ふに、この殿の父、討たれぬと聞いて、 いかばかりか嘆きたまはんずらん。 あはれ、助けたてまつらばや。」と思ひて、後ろをきっと見ければ、土肥・梶 なげ との とひ から はら 原五十騎ばかりでつづいたり。 なみだ さうら 熊谷涙をおさへて申しけるは、「助けまゐらせんとは存じ候へども、味方の 軍兵雲霞のごとく候ふ。 よも逃れさせたまはじ。 人手にかけまゐらせんより、 ぐんびやううんか のち おんけうやう 同じくは、直実が手にかけまゐらせて、後の御孝養をこそつかまつり候はめ。」 と申しければ、「ただとくとく首をとれ。」 とぞのたまひける。 熊谷は、「ああ、立派な大将軍よ。この人一人をお討ち 申したとしても、負けるはずの戦に勝つわけでもない。ま いくさ むすこ じろう 希法を た、お討ち申さなくても、勝つはずの戦に負けることも まさかあるまい。(息子の)小次郎が軽い傷を負ったのさえ、 (私) 直実はつらく思うのに、この殿の父親が、(わが子が) 討たれたと聞いて、どれほど嘆かれるだろう。ああ、お 「助け申したい。」 と思って、後ろをさっと見ると、土肥・ 宮武 かじわら 梶原が五十騎ばかりで続いてくる。 熊谷が涙を抑えて申したことには、「お助け申そうとは 存じますが、味方の軍勢が雲や霞のようにやってきてい ます。決して逃れなされないだろう。他の者の手におか け申すより、同じことなら、(この) 直実の手におかけして、 死後の御供養をいたしましょう。」と申したところ、(若 武者は)「ただ早く早く首をとれ。」とおっしゃった。 敦盛の 最期 [古文] (4 かすみ ■熊谷は「卑怯にも敵に後ろをお見せになるか。」と 敦盛を呼び止めた。

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現代語訳を教えてください。無住「沙石集」です。 また、古文の勉強のコツなどがありましたら、教えてください!

おほ ある時の物語、「御所へ参じたれば、上の仰せに、「人の家のはた板 #GE (将軍様) (塀の板) やすとき は内の見苦しき事を隠さむためなるに、(注1)泰時がはた板は内も見え JUU 透りたるは、いかに」とこそ仰せありつれ」と、人々の中にて申さ (泰時に仕える人々の中で申す ついで れければ、いかに奉公せむと人々思ひ合はれたりければ、事の次をも 思ひ合はれた。 があり (どうにかして泰時に奉公したい) もつと さうら て申しけるは、「尤も御所に仰せの候ふやうに、誰々もかくこそ存じ (そのように思ってお (将軍様) ほり め 候。大方は御用心の為にも(注2)築地築かれて、堀掘られ候はんは目 ります) おのおの 出たく候ひなん。各々一本ずつ築き候ふとも、二十日には過ぐまじく (各人が一本ずつ築いたとしても) (二十日はかからないでしょう) ろしいでしょう) ついで 候ふ。やがてこの次にひしひしと御沙汰候ふべし」と口々に申しけ (この機会に厳しく命令なさってください) おんこころざし れば、泰時うちうなづきて申されけるは、「各々の御志の色は、返す POPPURI 3270-27 がた まこと おんみ 返す有り難く覚え候ふ。実に御志候へば、御身には易くこそ思はれ (簡単なこととお思いにな わづら ぶども 候へども、国より夫共の上りて次で築き候はんは、はかりなき煩ひ るでしょうが) べても (労働者が上ってきて) その くろがね にて候ふべし。 用心と仰せ候ふは、泰時運尽き候ひなば、鉄の築地を 築きて候ふとも助かり候ふまじ。また運候ひて君に召し仕るべくは、 (将軍様に召し使われるのであれば) すき かくて候ふとも何の恐れか候ふべき。 はた板の隙なんどは、かきも直 (このままであっても) (など) (直してしまい し候ひなん。 築地は思ひより候はず。また堀は中々そら騒ぎの時、馬・ ましょう) (わけもなく大騒ぎする時) 人落ち入り候ひなんず」とぞ「申されける。有り難くこそ「覚え侍れ。 むじゅう (無住「沙石集」より) ほうじょう (注1)泰時 = 北条泰時。鎌倉幕府の第三代の執権(政務を統轄する役職)。 (注2) 築地=土で塗り固め、瓦屋根をのせた塀。

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