【7】次の顕微鏡観察に関する文章を読み、下の各問いに答えよ。
[観察 1] ※1mm=1000μmとして考えること。
光学顕微鏡に10倍の接眼レンズと10倍の対物レンズをセットした。 接眼レンズの中には
接眼ミクロメーターを入れ、ステージには対物ミクロメーター(1mm を 100 等分した目盛り
がついている)をのせた。顕微鏡をのぞくと、片方のミクロメーター(Aとする)の目盛りはつ
ねに見えていたが,もう片方のミクロメーターBとする)の目盛りを見るには調節ねじを回し
てピントを合わせる必要があった。両方のミクロメーターの目盛りを重ねると,Aの3目盛
りとBの4目盛りが一致していた。
[観察2]
10×3=
10×3=4
=x
1115=x
タマネギの鱗片葉の表皮を注意深くはがしてプレパラートを作成し,観察 1 で用いた顕微
細胞の中を小さ
鏡のステージにのせた。接眼レンズ 10倍と対物レンズ 40倍で観察すると,
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な顆粒が流れるように動いていた。この現象は原形質流動と呼ばれている。
問1.観察1で対物レンズを40倍に切り替えて観察すると,Aの3目盛りはBの何目盛りと
一致すると考えられるか。
問2.問1のとき顕微鏡の視野に含まれる面積は, 対物レンズ10倍のときと比べて何倍になる
か。 ①〜⑤から選び番号で答えよ。
① 16 倍 ② 4倍 ③ 1倍 ④ 1/4 倍 ⑤ 1/16 倍
問 3. 右の図は観察2でみられた細胞の模式図である。
丸い核と,矢印の方向に動く黒い顆粒が観察された。
実際のプレパラート上では,この細胞の核はどこに位
置し顆粒がどの方向に動いていたのか, (ア)~(ク)から
1つ選び記号で答えよ。
-①()
顕微鏡で観察 O
された細胞
うに
○
(イ)(ウ)
O
(オ)
(キ)
問4.観察2の表皮細胞では,顆粒が一方向に一定の速さで動いており、 接眼ミクロメーター 9
成り分の距離を4秒で移動していた。 このときの移動の速さ(μm/秒) を求めよ。