図のような装置で, 3Ωの電熱線Aと6Ωの電熱
線Bを用いて発生する熱量を調べるため、 次の ①,
②の実験を行った。 なお, すべての実験において水
の量は100g であり, はじめの水温は同じであった。
① 電熱線Aに6Vの電圧を加え, 電流を流した時
間と水の上昇温度を測定した。 次に, 電熱線Aを
電熱線Bに代えて、同様の実験を行い, それらの
結果をグラフに表した。
② さらに、電熱線AとBを直列につないだもの,
電熱線AとBを並列につないだものについて, ①
と同様に6Vの電圧を加え, 電流を流した時間と
水の上昇温度を測定した。
温度計
電熱線
ガラス
問1
電熱線Aに6Vの電圧を加えたときの電力は何Wですか, 求めなさい。
電流計
0504
電圧計
グラフ
12
水の上昇温度(℃)
10
水 8
6
2
0
問2
電熱線Bに6Vの電圧を加えて電流を4分間流したとき, 発生した熱量は何ですか, 水
20
・電熱線A
電熱線 B
1 2 3 4 5
電流を流した時間 〔分〕
問3 問2のとき, 水が得た熱量は何Jですか, グラフの上昇温度から求めなさい。 ただし, 水1gの温度を1℃上げるのに必要な熱量
を4.2Jとする。 また, 問2と問3の熱量に差があるのはなぜですか、 理由を書きなさい。
問4 電熱線A, 電熱線B, 電熱線AとBを直列につないだ場合, 電熱線AとBを並列につないだ場合の4通りについて, 一定の電圧を
加えて一定の時間電流を流したときに発生した熱量が小さい順に並べなさい。 ただし, それぞれが発生する熱量をQ (A), Q(B),
Q (直),Q(並)とし, 解答らんの( )にA,B,直, 並を入れること。