2
「いか」 という課題を設定し, 実験を行った。 下の (1)~(4) の問いに答えなさい。
a
【仮説】 表1のように、 物質の種類によって 沸騰するときの 表1
温度は決まっている。 この温度のちがいを利用すれば, 水と
エタノールの混合物からエタノールをとり出すことができる
のではないか。
【実験】 水17cmとエタノール3cm の混合物をつくり, そ
のうち2cmを液体A,残りの混合物をSとした。 Sと沸
騰石を枝つきフラスコに入れ、 図のように気体の温度をはか
りながら熱した。 出てきた液体を順に3本の試験管に約2cma
ずつ集め、 出てきた順に液体B, C, D とした。 次に, A~
Dそれぞれにポリプロピレンの小片を入れ, うきしずみを調
べた。 また, A~Dそれぞれにひたしたろ紙を蒸発皿に移し、
マッチで火をつけたときのようすを調べた。 表2 は, 水, エ
タノール, ポリプロピレンの密度を, 表3 は, 実験の結果を
それぞれ表したものである。
表2
「水とエタノールの混合物からエタノールをとり出すにはどうすればよ
香さんの学級では,
物質 密度[g/m² 表3
水
1.00
エタノール
0.79
ポリプロピレン 0.90~0.91
|液体
物質
水
エタノール
78
83
87
沸騰するとき
の温度 [°C]
・温度計
100
78
・枝つきフラスコ
S
沸騰石
試験管
液体を集めたときのポリプロピレン 火をつけたとき
のうきしずみ
[気体の温度 [°C]
のようす
A
ういた
燃えなかった。
B
83
しずんだ
よく燃えた
C
87
ういた
少し燃えた
D
92
ういた
燃えなかった
(1) 下線部aを何というか, 名称を書きなさい。 また、表1のエタノールは沸騰している
どのような状態か, 次から1つ選んで記号を書きなさい。
ア 液体
イ 気体
ウ 液体と気体が混ざった状態
(2) 下線部bの質量は何gか, 四捨五入して小数第1位まで求めなさい。