1 炭素の粉末を用いて酸化銅を還元し, 銅をとり出す実験を行った。 これについて, あとの1~4の問いに答え
なさい。ただし、炭素の粉末と空気中の酸素は反応しないものとする。
図 1
酸化銅と炭素の粉末の混合物
〔実験〕酸化銅4.0gと炭素の粉末をよく混ぜ,
図1のように乾いた試験管に入れて加熱し
たところ,試験管内に銅ができ,気体が発
生した。 気体が発生しなくなってから加熱
をやめ、試験管が冷えた後、試験管内にあ
る固体の質量を測定した。 図2のグラフは,
酸化銅の質量を変えずに, 炭素の粉末の質
量を0.1gから0.1gずつ増やして実験を行
ったときの、炭素の粉末の質量と加熱後の
試験管内にある固体の質量との関係を表したものである。
図2
図 3
加熱後の試験管内にある固体の質量
4.2
4.0
3.8
内 3.6
3.4
体 3.2
3.0
40 0
0.1 0.2
0.5 0.6
発生した気体の質量
1.6
1.4
1.2
1.0
0.8
0.6
[g] 0.4
0.2
W
0.10.2 0.3 0.4 0.5 0.6
炭素の粉末の質量 [g]
0.3 0.4
炭素の粉末の質量 [g]
1. 炭素の粉末 0.1gを用いて実験を行ったとき, 加熱後の試験管内にある固体は
何か。 物質名ですべて書け。
2.図2から、炭素の粉末の質量と,発生した気体の質量との関係を表すグラフ
を図3にかけ。
3.図2から,炭素と酸素が結びつくときの炭素と酸素の質量の比はいくらか。
最も簡単な整数比で書け。
4. 酸化銅は水素を用いても還元することができる。 水素を用いて酸化銅を還元
したときの化学反応式を書け。
2
3
4
図3に記入
:
Cuo+Hz
→Cu+H2O
・水