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最後の部分の「ぽろっと涙がこぼれた」の理由が全然わからないです。教えてください😢😢

中等部三年生 現代文読解テスト① た。」 次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。設問に取り組む 際は、各問いの下の解説を参考にしましょう。 「きのう、真治が見舞いにきた。」 低いつぶやきに、どくんと、心臓が暴れた。 「三か月も行方をくらませておきながら、あいつ、けろっとした顔で 白桃なんか持ってきやがった。」 5 「真ちゃん、元気だった?」 「ああ。また少しやせてはいたけど、顔色は悪くなかったかな。ちょっ とはあいつもずぶとくなったのかもしれん。 白桃も自分で食ってっ 「よかった……」 10 「よくないよ。例の就職話、どうするんだって突きつめたら、あの野 郎、なんて言ったと思うか?」 「なんて?」 「へ。」 「本当!?」 え? 「え?」 「ころっと忘れてた、だと。」 「まったく卑怯なやつだ。おれが点滴で動けないときを見はからって 来やがった。」 忘れてたってのはうそだろうが、就職する気がないのは本当だろ う。今はまだ音楽のフィールドでやりたいことが多すぎるんだとさ。 一五八四年、 イスパニア船、平戸に来航。 一六〇〇年、関ヶ原の戦い。 「おそらく世間には真治みたいな若者がごまんといるだろう。そし てそのうちの大多数は夢やぶれて去っていく。 いったい彼らはどん な思いで残りの人生を送るんだろうね。 残酷な話だと思わないか、 さゆきちゃん。」 ひでただ 一六一二年、徳川秀忠、キリスト教を禁止。 一六三七年、島原の乱。 一六三九年、鎖国令。 「だが、真治はそれをむしろすがすがしい話だと言う。」 一六四一年...... そうかい 「やるだけやって敗れるんなら爽快だ、と。 成功するしないの問題 じゃなく、あいつにとっては音楽をやってる今の時間そのものが得 難く、大事なもんなんだとさ。」 あたしは床へ向けていた視線をもちあげた。 おじちゃんの声は厳しかったけど、あたしを見つめる嘘は昔みた いにあたたかかった。 「そこまで言うならおれはもう知らんよ。あいつの未来への期待は 捨てた。だからさゆきちゃんも、もうあいつに過剰な期待をかける のはやめたほうがいい。そんなに夢がほしいなら、さゆきちゃんが 自分で作りなさい。」 5「さゆきちゃんはさゆきちゃんの夢を、自力で作っていくんだ。」 13 70 [......] る。 さゆきちゃん、うれしいだろう。」 「うん、うれしい。」 真ちゃんは夢を捨ててない。 やった!と大声をあげかけたあたしを、 「だが、 おじちゃんはくやしいよ。」 2 おじちゃんの重たい一言が止めた。 「おじちゃんはな、さゆきちゃんがうれしい何倍もくやしい。」 「真治がこれからのことをどう考えてるのか知らん。 どんな未来を 描いてるのか知らん。 けどおじちゃんはな、現実的に考えて、バン 3 ドが成功する可能性なんか〇・一パーセントにも満たないと思って るよ。 必ずどこかでつまずく。 そのときに苦労するのは真治自身な んだ。」 あたしは頭をたらして白いスリッパを見下ろした。 目に、耳に、心にふたをする。 一四六七年、応仁の乱。 一五七三年、室町幕府、滅びる。 「今ならまだ間に合う。若さを武器に就職先を探すこともできる。 けどな、あいつが三十四十になったとき、学歴もキャリアもない 自称元バンドマンをだれが相手にしてくれる? おじちゃんが社長 なら採らないよ。 社会ってのはそんなもんだ。」 一五八二年、本能寺の変。 パパたちと入れ違いに病室を出てから、あたしは広い病院をさま よい歩いた。 長い時間。 ひとりで、 さまよった。 歩きつかれて廊下のソファーに座り、ぼうっと白い天井を見あげ ぽろっと涙がこぼれた。

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中学古文です。 この古文の訳をお願いします。 あと、候ひけるはどのような意味の言葉なのか教えて欲しいです。

次の文章を読んて後 答えなさ *①相模守時頼の母は、松下禅尼とぞ申しける。 *守を②入れ申さるる事ありけるに、すすけたる 明り障子の破ればかりを、 禅尼手づから、小刀して切りまはしつつ張られければ、兄の城介義影、その日のけいめいして③候ひけるが、「給はりて、 *なにがし男に張らせ候はん。さやうの事に心得たる者に候ふ」と④申されければ、その男、尼が細工によもまさり得らじとて、 ⑤なほ一間づつ張られけるを、義景、 「皆を張りかう候はんは、はるかにたやすく候ふべし、まだらに候ふも見苦しくや」とかさね て申されければ、「尼も、後は*さはさはと張りかへんと思へども、今日ばかりは、わざとかくてあるべきなり。 物は破れたる所ば を修理して用ゐる事ぞと、⑥若き人に見ならはせて、心づけんためなり」と申される、⑦いとありがたかりけり。 *相模守時頼=鎌倉幕府の執権であった北条時頼。 守を入れ申さるる事=時頼を招待なさる事。 *明り障子=明りをとるために薄い紙を張った障子。 *城介義景=松下禅尼の兄、安達義景。 *けいめいして=準備につとめて。 *なにがし男=だれそれという男。 *さはさほと=すっきりと。

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現代語訳を教えてください。無住「沙石集」です。 また、古文の勉強のコツなどがありましたら、教えてください!

おほ ある時の物語、「御所へ参じたれば、上の仰せに、「人の家のはた板 #GE (将軍様) (塀の板) やすとき は内の見苦しき事を隠さむためなるに、(注1)泰時がはた板は内も見え JUU 透りたるは、いかに」とこそ仰せありつれ」と、人々の中にて申さ (泰時に仕える人々の中で申す ついで れければ、いかに奉公せむと人々思ひ合はれたりければ、事の次をも 思ひ合はれた。 があり (どうにかして泰時に奉公したい) もつと さうら て申しけるは、「尤も御所に仰せの候ふやうに、誰々もかくこそ存じ (そのように思ってお (将軍様) ほり め 候。大方は御用心の為にも(注2)築地築かれて、堀掘られ候はんは目 ります) おのおの 出たく候ひなん。各々一本ずつ築き候ふとも、二十日には過ぐまじく (各人が一本ずつ築いたとしても) (二十日はかからないでしょう) ろしいでしょう) ついで 候ふ。やがてこの次にひしひしと御沙汰候ふべし」と口々に申しけ (この機会に厳しく命令なさってください) おんこころざし れば、泰時うちうなづきて申されけるは、「各々の御志の色は、返す POPPURI 3270-27 がた まこと おんみ 返す有り難く覚え候ふ。実に御志候へば、御身には易くこそ思はれ (簡単なこととお思いにな わづら ぶども 候へども、国より夫共の上りて次で築き候はんは、はかりなき煩ひ るでしょうが) べても (労働者が上ってきて) その くろがね にて候ふべし。 用心と仰せ候ふは、泰時運尽き候ひなば、鉄の築地を 築きて候ふとも助かり候ふまじ。また運候ひて君に召し仕るべくは、 (将軍様に召し使われるのであれば) すき かくて候ふとも何の恐れか候ふべき。 はた板の隙なんどは、かきも直 (このままであっても) (など) (直してしまい し候ひなん。 築地は思ひより候はず。また堀は中々そら騒ぎの時、馬・ ましょう) (わけもなく大騒ぎする時) 人落ち入り候ひなんず」とぞ「申されける。有り難くこそ「覚え侍れ。 むじゅう (無住「沙石集」より) ほうじょう (注1)泰時 = 北条泰時。鎌倉幕府の第三代の執権(政務を統轄する役職)。 (注2) 築地=土で塗り固め、瓦屋根をのせた塀。

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皆さん的にはこの字何点ですか? 最近友達から字が上手く無いと言われたのが気になっていて、 自分でもわからなくなってしまいました。 中3男子です。 また、アドバイスなどがあったら教えていただけると嬉しいです。

間7表中いについて、想がつくられた時代の様子を説明している ものを下から記号で選びなさい 誤イ 正 ア:税を納める代わりに営業を独占する 座と呼ばれる商工業者の団体ができた イ日栄貿易が行われ、栄銭が流通するようになる ウ阿弥陀仏にすがって死後に極楽浄土へ生まれ 変わる浄土信仰が広まった。 エキリスト教徒を見つけるため絵踏が行われる. 惣がつくられた時代 P85 →室町時代、想とは農民が団結して地域を自分たちで運営するよう になる。その代表が恐. 正座がつくられた時代 中教 85 →都や幕府が置かれた京都、奈良、鎌倉のほかに、堺、博多などの 町では、商業、手工業が発達し、座という同業者の団体をつくる 公家や、寺社に税を納める代わりに、営業を独占する権利を 認めた。 誤1日栄貿易が行われた時代、P63 →平安時代後期、日本と床の間では、民間の商人による貿易が 盛んに行われていた。当時、大阪大臣だった平清盛は、 日宋貿易を進め、自らの重要的な経済的基本とした。 ウ→平安時代 P55 Ⅰ. 江戸時代初期 P115

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古文の問題です。沙石集で出てくる文、『母を虚誕のものには、いかが成し候ふべき』の現代語訳の意味がわからないので教えてほしいです。お願いします。ちなみに下の写真は、左の方が古文で、右が現代語訳です。

次の文章を読 しっけんほうじょうときより ぜんもん かまくら ある怒りっぽい母親が、禅門(鎌倉幕府の執権北条時頼)に自分の子 を訴えた。その子は罪を認めたため、領地を没収されることとなった。 さぶら はべ 腹もやうやう癒えて母禅門に申しけるは、「腹の立つままに、この子、 我を打ちたると申し上げて侍りつれども、まことにはさる事候はず。大 人げなく彼を打たんとして、倒れて侍りつるを、ねたさにこそ訴へ申し候 ごかんどう しさい ひつれ。まめやかに御勘当候はんことはあさましく候ふ。許させ給へ」と て、②うち泣きければ、「さらば召せ」とて、召して、事の子細を尋ねられ けるに、「まことにはいかで母をば打ち候ふべき」と申す時、「さらば、な どはじめより、ありのままに申さざりける」と、禅門申されければ、「母 が打ちたりと申さん上には、我が身こそいかなる咎にも沈み候はめ、母を とが きょたん 虚誕の者には、いかが成し候ふべき」と申しければ、「いみじき孝の志深 き者なり」とて、大きに感じて、なお別の所領を添へて給ひて、殊に不憫 の者に思はれけり。 こと ふびん

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この古文を現代語訳してくれませんか?

注 *そうしゅうぜんもん *し こう 鎌倉の故相州禅門の中に、祇候の女房ありけり。腹あしく、たてだてしかりけるが、ある時、成長の子息の同じくつかまつり たふ けるを、いささかのことによりて、腹を立てて、打たんとしけるほどに、物にけつまづきて、いたく倒れて、いよいよ腹をすゑ かねて、禅門に、「子息それがし、わらはを打ちて侍り」と訴へ申しければ、「不思議のことなり」とて、かの俗を召して、「ま ことに母を打ちたるにや。母、しかじか申すなり」と問はる、「まことに打ちて侍り」と申す。禅門、「かへすがへす奇怪なり 不当なり」と叱りて、所領を召し、流罪に定めにけり。 こと苦々しくなりける上、腹もやうやくゐて、あさましく思へ ければ、母、また |に申しけるは、「腹の立ちのままに 『この俗、われを打ちたり』と申し上げて侍りつれども、まことは、さること候はず。おとなげなく、かれを打たんとして はく れて侍りつるねたさにこそ、申し候ひつれ。まめやかに御勘当候はんことは、あさましく候ふ。許させ給へ」とて、けしからず うち泣き申しければ、「さらば召せ」とて、召して子細を尋ねらる。 「まことには、いかで母を打ち候ふべき」と申す。「さては、など始めより、ありのままに申さざりける」と、禅門申されけ とが *きよたん れば、「『母が打ちたり』と申さん上は、わが身こそ過にも沈み候はめ、母を虚誕の者には、いかがなし候ふべき」と申しければ、 「いみじき至孝の志深き者なり」とて、大きに感じて、別の所領を添へて賜はり、ことに不便の者に思はれけり。 末代の人の心には、ありがたくこそ。 (『沙石集』より) *相州禅門…鎌倉幕府第五代執権である北条時頼のこと。 *祇候…貴人のそば近くにお仕えすること *召し…取り上げて。 *虚誕…でたらめ。 *不便の者…ひいきの者。

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