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下の□内は、マツバボタンの花の色の遺伝について、生徒が調べた内容の一部である。
マツバボタンには赤い花をつけるものと白い花をつける
ものがある。 図のように, 赤い花をつける純系のマツバボ
タン(親)と白い花をつける純系のマツバボタン (親)を交配
させ、できた種子(子)をまくと、全ての株が赤い花をつけ
る。このことから, マツバボタンの花の色では,赤い形質
けんせい
が①顕性の形質である。 花の色を伝える遺伝子のうち, 赤
い形質のものをA, 白い形質のものをaとすると, 赤い花
をつける純系のマツバボタンの遺伝子の組み合わせはAA,
白い花をつける純系のマツバボタンの遺伝子の組み合わせ
はaa と表すことができる。 ② 対になっている親の代の遺
伝子は,減数分裂によって分かれて別々の生殖細胞に入る
ため、③子の代のマツバボタンの遺伝子は (P)と表すこ
とができる。
つい
せいしょくさいほう
〈親の代〉
〈子の代〉
4 A
交配させる
赤い花
白い花
問1 下の内は, 下線部①の顕性の形質について説明した内容の一部である。 文中の〔 〕に
あてはまる内容を、簡潔に書け。
5 a
全て赤い花
マツバボタンの花の色の赤い形質と白い形質のように,どちらか一方しか現れない形質どう
しを対立形質という。対立形質をもつ純系の親を交配させたとき,〔〕を顕性の形質とい
う。
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問2
下線部②を、何の法則というか。 また, 文中の (P) に入る記号として最も適切なものを、
次の1~5から1つ選び, 番号を書け。
1 AA
2aa
3 A a
問3 下線部③のマツバボタンのめしべに同じ花の花粉をつけて受粉させ, できた種子(孫)をまく
と,200株のマツバボタンができた。
(1) 孫の代でできた200株のマツバボタンのうち, 赤い花をつけるものは何株あったと考えられ
るか。 次の1~5から、最も適切なものを1つ選び, 番号を書け。
100 t
10
250
3 100株
4 150株
5 200株
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