3 露点及び雲の発生に関する実験について,次の各問に答えよ。
<実験1> を行ったところ, <結果 1 > のようになった。
<実験1>
(1) ある日の午前10時に, あらかじめ実験室の室温と同じ水温にしておいた水
を金属製のコップの半分くらいまで入れ, 温度計で金属製のコップ内の水温
を測定した。
(2) 図1のように, 金属製のコップの中に氷水を少しずつ加え, 水温が一様に
なるようにガラス棒でかき混ぜながら, 金属製のコップの表面の温度が少し
ずつ下がるようにした。
(3) 金属製のコップの表面に水滴が付き始めたときの金属製のコップ内の水温
を測定した。
(4) <実験1>の (1)~(3) の操作を同じ日の午後6時にも行った。
<実験1>の(1)で測定した水温 〔℃〕
<実験1>の(3)で測定した水温 〔℃〕
水蒸気の量
なお,この実験において, 金属製のコップ内の水温とコップの表面付近の空気の温度は等しいも
のとし、同じ時刻における実験室内の湿度は均一であるものとする。
<結果 1 >
〔問2] 図2は, 気温と飽和水蒸気量の関係をグラフに表したものである。
図2
16-
15歳
14-
(g/m³) 13
12
11
10-
9-
8-
〔問1〕 <実験1>の (2) で, 金属製のコップの表面の温度が少しずつ下がるようにしたのはなぜか。
簡単に書け。
10
午前10時
17.0
16.2
11
12
13
14
15
図1
16
温度計
18
気温 〔℃〕
<結果1> から 午前10時の湿度として適切なのは,下の
| のアとイのうちではどれか。
また、午前10時と午後6時の実験室内の空気のうち, 1m²に含まれる水蒸気の量が多い空気
として適切なのは、 下の 2 | のアとイのうちではどれか。
1 ア約76%
イ 約95%
(2) ア午前10時の実験室内の空気
イ午後6時の実験室内の空気
午後6時
17.0
12.8
ガラス棒
17
氷水
金属製のコップ
飽和水蒸気量