酸化銅と炭素の粉末を加熱したときの化学変化について調べるため,次の実験を行いました。これに
関して, あとの (1)~(4) の問いに答えなさい。
実験
① 酸化銅 12.0g と乾燥した炭素の粉末0.3gをよく混ぜ合わせた混合物を,試験管に入れ
た。
(2) ゴム管とガラス管のついたゴム栓を試験管Aにさし,石灰水の入った試験管Bにガラス管
の先を入れた。
(3 図のように,試験管Aをガスバーナーで加熱したところ, 気体が発生して,試験管B の石灰
水が白くにごった。
酸化銅と炭素の
粉末の混合物
試験管A
ピンチコック
混ぜ合わせた炭素の粉末の質量 [g]
酸化銅と炭素の粉末の混合物の質量 [g]
試験管Aの中に残った固体の質量 [g]
ゴム栓
石灰水
ゴム管
試験管B
ガラス管
(4) じゅうぶんに加熱して気体が発生しなくなってから, ガラス管を試験管Bから抜いて,ガス
バーナーの火を消した。
(5) ゴム管をピンチコックでとめて冷ましてから, 試験管の中に残った固体の質量を測定した。
⑥ 酸化銅の質量は12.0gのままで, 混ぜ合わせる炭素の粉末の質量を0.6g, 0.9g, 1.2g,
1.5gに変えて, 同様に実験を行った。
表は, 実験の結果をまとめたものである。
表
0.3
0.6
0.9
1.2
12.3 12.6 12.9 13.2
11.2
10.4
9.6
9.9
1.5
13.5
10.2