98 化学分野
13 〈化学変化と質量 ④〉
次の文章を読み、 あとの問いに答えなさい。
〔実験1] マグネシウムの粉末2.4gを十分に加熱した。冷
却後,質量を測定すると, 4.0gであった。
〔実験2〕 銅の粉末1.6gを十分に加熱したあと冷却して質
量を測定すると, 2.0gであった。
〔実験3] マグネシウムの粉末 0.24gにうすい塩酸を加える
と, 粉末は完全に溶解し、 気体が250cm 発生した。
〔実験4〕 aマグネシウムと銅の粉末の混合物がある。このうち,7.6gを皿にのせ,十分に加熱して
できた粉末を冷却し質量を測定すると10.0gになっていた。 また, このマグネシウムと銅の混合物
0.76gを上の図のようなフラスコ中のうすい塩酸に加え,b ガラス管の先から出てきたすべての気
体を,水をいっぱいに満たしたメスシリンダーに水上置換法で捕集した。 このフラスコの中に,さ
らにうすい塩酸を加えても気体は発生しなかった。 気体を捕集した容器は,電気火花で点火するこ
とができ。 この気体に点火したところ、体積が87.5cm²となった。 残った気体には酸素は入って
なかった。なお,体積の測定は, 実験3と同じ温度で行ったものとする。
(1) マグネシウム原子1個と銅原子1個の質量比を求めよ。
マグネシウム:銅= 〔
(2) 下線部aについて, この混合物中のマグネシウムと銅の原子数の比を求めよ。
マグネシウム:銅=〔
(
下線部 bについて,捕集された気体の体積は何cmか。
(4) 下線部cについて, 点火したときに起こる反応を化学反応式で答えよ。
[
(奈良・東大寺学園高)
真
=。。。。
〕
]
]
(5) 下線部cについて, 捕集された気体のうち空気は何cmか。 ただし、空気の組成は体積比で窒
素: 酸素=4:1 とし, どんな気体でも同じ温度, 同じ圧力 同じ体積においては,同数の分子を
含むものとする。
〕
NC