図2栄養素の種類と働き
私たちの食生活
主に筋肉や臓器, 血液などをつくるもとになる。 体内で分解され, エネルギ
一源となる。動物性たんぱく質には, 体内でつくることができない必須アミ
ノ酸がパランス良く含まれている。
★1
ひっす
主に体の組織を
つくる。
ふく
★11gあたり約4kcalのエネルギーーを発生する。
食品に含まれる量は少ないが, 体をつくり, 体の調子を整える働きがある。
○カルシウム, リン 主に骨や歯をつくるもとになる。不足すると骨格の発達
が悪くなる。
○鉄 主に血液をつくるもとになる。不足すると貧血になりやすい。
1。
ひんけつ
しようせい
主に体の調子を整える働きがある。 脂溶性ビタミン (A, Dなど)と水溶性
ビタミン(B1, B2, Cなど)に分けられる。 脂溶性ビタミンは体内に蓄えら
れるが,水溶性ビタミンは余分にとっても必要量以外は排出される。
○ビタミンA 目の働きを助け, 皮膚や喉, 鼻の粘膜を健康に保つ。 ビタミン
A (レチノール)は, 動物性食品に含まれている。 植物性食品に含まれてい
るカロテンは, 櫓黄色で, 体内で分解されてレチノールに変わる。
○ビタミンB1, ビタミンB2 炭水化物や脂質が体内でエネルギーに変わると
きに必要となる。そのため, エネルギーを多くとる人は, これらのビタミン
も多くとる必要がある。
○ビタミンC 血血管を丈夫にし, 傷の回復を早める。
○ビタミンD 骨や歯などを丈夫にする。
たくわ
主に体の調子を
ひふ
のど
ねんまく
整える。
とうおう
じょう ぶ
せん い
炭水化物には,糖質と食物繊維がある。
○糖質 糖質であるでんぷんや砂糖は, 消化管でぶどう糖などに分解されて吸
収され,体内でエネルギー源となる。
○食物繊維 食物繊維は, 消化されないが, 腸の調子を整え便通を良くするな
ど,健康を保つために必要である。
主にエネルギーに
★2
なる。
★2 1gあたり約4kcalのエネルギーを発生する。
★3
食品に含まれる脂質のほとんどは脂肪であり, 脂肪はエネルギー源原となる。
また,脂質は細胞膜などの構成成分にもなる。
しぼう
さいぼうまく
★3 1gあたり約9kcalのエネルギーを発生する。
他教科理科「生命を維持する働き」
たんぱく質
無機質
ビタミン
炭水化物
臨質