回答

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3つの中には答はありません。
新食糧法は、それまでの食糧管理法にかわって制定されました。
食糧管理法では、食糧管理制度という、政府が農家から米を買い上げるしくみがあって、買い上げた米を消費者に売っていました。
この制度ができたのは戦争中で、米の増産のために、農家にどんどん米を作ってもらうことがねらいでした。
戦後もこの制度が続きましたが、経済の発展にともなって食生活が変化して米の消費量が減ったため、政府が買い上げた米が売れ残るようになりました。それで、減反政策が始まったのです。

ですから、新食糧法ができて米の自由化が行われたのですから、「減反政策を続けるため」というのは話が合わなくなり、1の解答は「?」です。
米あまりのなかでおいしい米を求める声はありましたが、おいしい米は「自主流通米」として自由に売るしくみがすでにありましたから、2の解答も「?」です。

答は、農産物の輸入自由化を海外から求められたために、食糧管理制度をやめるしかなかったことが一番の理由です。
これによって自給率を高めるためには、農家の皆さんに大きなご苦労をかけることになりますから、3の解答も「?」です。
下の画像は、高校で使っている 「現代社会」東京書籍 の教科書です。参考まで。

さえ

なるほど‥!丁寧な回答ありがとうございます!納得しました🥺

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