2 物質の水へのとけやすさを調べるため、水酸化バリウム,
塩化ナトリウム, 硝酸カリウムを用いて次の実験を行った。
あとの問いに答えなさい。 ただし,図は、水酸化バリウム
塩化ナトリウム, 硝酸カリウムのいずれかである物質A, B,
Cの溶解度をグラフに表したものであり, 実験において,ビ
ーカー内の水の質量は変わらないものとする。
100120
g
の100
水
80
と
け 60
る
物
貝の質量
40
20
[g]
0
B
C
0 10 20 30 40 50 60
水の温度(℃〕
【実験】 ① 60℃の水100gを入れたピーカーを3つ用意し,
水酸化バリウム,塩化ナトリウム, 硝酸カリウムを20gず
つとってそれぞれ別のビーカーに入れてよくかき混ぜると,物質は3つともすべて水にとけた。
②①の水溶液をそれぞれ20℃に冷やすと,水酸化バリウム水溶液には結晶ができた。
③ ②で20℃に冷やした水溶液をさらに0℃に冷やすと,水酸化バリウム水溶液にはさらに結晶が
でき硝酸カリウム水溶液にも結晶ができたが,塩化ナトリウム水溶液には結晶ができなかった。
問1 実験の①で、水のように,物質をとかしている液体を溶媒というとき,水酸化バリウムなど
のように,溶媒にとけている物質を何というか。 その名称を書きなさい。
問2 実験の①でできた, 硝酸カリウム水溶液の質量パーセント濃度は何%か。小数第2位を四捨
五入して, 小数第1位まで求めなさい。
12 TL00
100
224
問3 次の文中のI, IIにあてはまるものを,ア~ウからそれぞれ選び, 記号で答えなさい。
次の
実験の③ で, 水酸化バリウム水溶液を20℃から0℃まで冷やしたとき 水の質量は変わら
ず 水溶液にとけている水酸化バリウムの質量はI (ア 大きくなる イ 小さくなる
ウ変わらない)ため,水酸化バリウム水溶液の質量パーセント濃度はII(ア 大きくなった
イ 小さくなったウ変わらなかった)と考えられる。
図の場所