3 酸化と還元における質量の変化について調べるため, 次の実験 1, 2を行った。 これにつ
こるが
愛知県
いて、あとの各問いに答えなさい。
実験1
ステンレス皿の質量をはかったあと、 銅粉を 0.40 gはかりとった。
の図1のように、銅粉をステンレス皿にうすく広げ, 空気とよく触れ
合うようにして, 完全に酸化するまでじゅうぶんに加川熱し, ステンレス
皿が冷めてから質量をはかった。
の ②からステンレス皿の質量を引いて、 酸化銅の質量を求めた。
の 銅粉の質量を 0.80 g, 1.20 g, 1.60 g, 2.00 gと変えて,同様の実
号で
図1
ステンレス皿
銅粉
験をした。表1はその結果である。
表1
刺粉の質量 [g]
0.40
0.80
1.20
1.60
2.00
酸化銅の質量[g]
0.50
1.00
1.50
2.00
2.50
⑤ ④の表1をもとに, 銅粉の質量と, 銅粉と化合した酸素の質
量の関係を求め, 図2のグラフに表した。
⑥ 銅粉のかわりにマグネシウムを用いて, 同様の実験を行い,
結果を次の表2に表した。
0.50
0.40
合 0.30
た 0.20
0.10
0
0 0.40 0.80 1.20 1.60 2.00
銅粉の質量[g]
表2
マグネシウムの質量[g]
0.30
0.60
0.90
1.20
1.50
酸化マグネシウムの質量[g]
0.50
1.00
1.50
2,00
2.50
実験2
図3
酸化銅と炭素の粉末の混合物
4.80 gの酸化銅と炭素の粉末をよく混ぜ,
その混合物を試験管に入れた。
② 図3のように試験管の混合物を加熱し, 発
生した気体を石灰水に通すと, 石灰水が白くに
ごった。
レピンチコック
-ゴム管
Tレガラス管
③ 気体の発生が止まったところで, ガラス管
を石灰水から抜き, ピンチコックでゴム管をと
めて,じゅうぶんに冷ました。
④ 加熱後の試験管の中の物質を取り出し, 質
量をはかった。
⑤ 加熱後の試験管の中の物質を水に入れてかき混ぜ, 水面に浮いた炭素の粉末を流したあ
と,底に沈んだ物質を取り出し, 薬さじの裏でこすると, 特有の光沢のある赤色を示した。
石灰水
図 銅粉と化合した酸素の質量[g]