実験 1 [準備物] 30cmのものさし
[方法]
1.2人1組で, ものさしを落とす役 (A) とつかむ役(B)になる。
じょうたん
めも
2.(A) はものさしの上端を持って支え, (B) はものさしの0の目盛り
の位置にふれないように指をそえる。
要する時間
ものさしが落ちるのに
[s]
0.2
3.用意ができたら, 合図なしに (A) はものさしを落とし, (B)はも
のさしが動いたらすぐにものさしをつかむ。
4. ものさしが何cm 落ちたところでつかめたかを読みとり 上図から要した時間を求める。
(1) (B)が15cmのところをつかんだときの反応時間を答えなさい。
(2) (B)は、体の何という感覚器官で刺激を受けとったか。 感覚器官の名称を答えなさい。
5 10 15 20 25 30
[cm〕
ものさしが落ちた距離
きょり
(3) 思考の深化 この実験を行ったとおるさんは,次のようなことを考えた。
とつぜん
「車の運転手が, 突然人が目の前に飛び出してきたときに急ブレーキをふむまでの反応も、この実験と同じ反応時
きょり
間と考えてよさそうだ。 そうすると, ものさしが落ちた距離が5cmの人と23cmの人が,時速 36km で車を運転
している場合, ブレーキをふむまでに車が進んでしまう距離はそれぞれ何m だろうか。」
ぎ もん
とおるさんの疑問に対する答えを小数第1位まで求めなさい。