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2
トライ
員、⑨⑤長崎、⑥熊本)
雷
しまざき
込む
(5点×10)
(詩の数字1~4は連の番号を示す。)
島崎藤村
ammin
| (2) (1)
(4)
52
(6)
1
(7
番
な
1
第
3
3白き手
おのづから
る細道
連
四二
前
恋
名
思・判・表読む 次の詩を読んで、あとの問いに答えなさい。
初恋
・文語が使われている。
・七五調の定型詩(二~四連も同じ音数)
わがこころなきためいきの
五音
七音
まだあげ初め前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
その髪の毛にかかるとき
たのしき恋の盃を
君が情に酌みしかな
花ある君と思ひけり
やさしく白き手をのべて
林檎の樹の下に
おのづからなる細道は
林檎をわれにあたしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めはじめなり
誰が踏みそめしかたみぞと
問ひたまふこそこびしけれ
恋の成就
教科書P~「初恋」 島崎藤村
(が
初恋の自覚
① 知・技a「恋の盃を」を現代仮名遣いに直してすべ
てひらがなで書きなさい。
こいのさかずきを
②知・技 b 「問ひたまふこそこひしけれ」の二つの
文節の関係を次から選びなさい。
主述の関係
主述の関係
修飾・被修飾の関係
文語定型詩
叙情詩
並立の関係
補助の関係
③ この詩にあてはまるものを次から二つ選びなさい。
文語自由詩
美しい姿
林檎
文語定型詩
口語定型詩 口語自由詩
叙事詩
叙情詩
甘い初恋
叙景詩
44 「花ある」は、「君」のどんな姿を表しているか。
五字以内で書きなさい。
⑤ 2 「薄紅の秋の実」について、
これは何のことか。 詩の中から抜き出しなさい。
2 この言葉は何を象徴しているか。 次から選びな
さい。
澄んだ空気
少女の優しさ
2第
連
少女の容姿 甘い初恋
③は順不同可、完答で得点。
3 この言葉と対比されている言葉を同じ連から三
字で抜き出しなさい。
⑥ 出会いからの時間の経過と、二人が何度も会ったことがわかる表現を、詩の中から九
字で抜き出しなさい。
⑦ 次のことが描かれているのはそれぞれ第何か。 漢数字で書きなさい。
少女への恋の自覚
2 少女との恋の成就
解き方のガイド
語頭と助詞以外の「はひふへ
ほ」は「わいうえお」に、「づ」
は「ず」に直す。
② 「問ひたまこそ」は「お尋
ねになることこそが」という意
味であり「主語」である。
③ 「し」や「けり」といった文
語が用いられた、七五調の定型
詩である。内容は作者の心情が
中心に書かれた「叙情詩」であ
る。
花が咲いたように美しい姿で
ある。
別解
「きれいな姿」なども正
解。
りんご
・2「林檎」を指す。「真紅」
ではなく「薄紅」というとこ
ろに、初恋の淡い恋心が象徴
されている。
色彩の対比を考える。
⑥ 林檎の樹の下で何度も会うう
ちに、踏みかためられて細道と
なったことを表している。
71 「人ひ初めしはじめなり」
から初恋を自覚している様子
がわかる。
2 「誰が
そこひしけれ」
から恋が成就したことが読み
取れる。第三連に詠まれてい
る作者のつのる気持ちと、第
四連の恋が実った喜びを読み
分けよう。
解答と解説
・線の漢字は読みを書き、ひらがなは漢字に直して書きましょう。
書き
池田